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昨日の日曜日はロシア旅行の疲れが出たせいか、朝11時頃までグッスリ睡眠をとった。
この猛暑なのに“よく寝られるね?”といわれそうだが、時差ボケが残る私にとっては暑さもあまり関係ないようだ。
起床してすぐにウォーキングウェアに着替えて日課のウォーキングに出かけた。しかし、この日はとてつもなく暑く33?34度あり、腕を振ったり足を運んだりするとムンとした熱風が当たり、額には汗が吹き出て拭くのに大変だった。そんな時私に一時の“やすらぎ”を与えてくれたのが蝉(セミ)の声である。
蝉は、ややもするとうるさく騒音に聞こえるが、この時ばかりは私に暑苦しさを忘れさせてくれる。何しろこのところの暑さは「猛暑」を通り越して「酷暑」といっても過言ではない。
暑ければ暑いほどアブラゼミやクマゼミのオスがメスを求めて愛の歌を奏でるらしく“ミーンミーン”や“ジージー”と鳴き声が高くなるらしい。
私がウォーキングする川沿いの道はこの日ばかりは2種類の蝉以外にニーニーゼミやツクツクボウシなどが加わり、何か混声合唱のように聞こえた。
世界には3000種類の蝉がいるといわれ、日本にはその内30種類生息している。成虫になるまで土の中で6年間過ごし、7年目に初めて抜け殻から羽化(7月上旬?9月下旬)して蝉になる。
通常は人里から山地に幅広く生息し、都心部では果樹園や緑の多い公園、川沿いなどの木々に姿を見る。ただ、蝉が地上に現れて鳴くときはもうすでに命が終末に近づいている。この時が命の終わりを告げる寂しげなひと時であるようだ。
私もウォーキングをしながら木で鳴く蝉を見つけ“ご苦労さん”と声を掛けた。
外国では蝉は単なる騒音に過ぎないようであるが、日本では文化の1つとして考えられ、いろいろな俳句や川柳などに謳われている。やはり日本文化は素晴らしいと改めて感じさせられる。
ただ、あまりの酷暑で一時間くらいしたら熱中症にかかりそうになり、慌ててペットボトルを買って飲み干した。こういう暑さは美味しい水が格別である。
参考資料:産経新聞 ふらり道草『蝉の夏』より
Drの四方山日記(370)
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