勇気と感動のスペシャルオリンピックス

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372.jpg 朝、起き掛けにラジオでスペシャルオリンピックスの世界大会について放送していた。
そう言えば、知り合いの音楽家・湯川れい子さんに以前誘われた長野の冬季世界大会のことを思い出した。
最初、スペシャルオリンピックスとパラリンピックは同じものかと思っていたが、パラリンピックは身体障害者の大会であるが、IOC(国際オリンピック委員会)とは直接関係ない大会である。
一方スペシャルオリンピックスは知的障害者の大会で、こちらの方はIOCの傘下に入っているという。では、一体あんまりなじみのないスペシャルオリンピックストはどんな大会なのか。

1962年、ジョン・F・ケネディの妹ユニス・ケネディ・シュライバーが自宅の庭を開放して35人の知的障害者を招いてデイキャンプを行ったのがその最初だといわれている。その時は、プールで泳いだりトラックを走ったりバスケットボールを楽しむ程度の簡単なものであった。その後、全米に広がり1968年第1回の冬季国際大会がアメリカで開催された。その年の12月に新たにスペシャルオリンピックスINCが設立された。

日本では1980年聖ミカエル学院によって鎌倉市にジャパンスペシャルオリンピック委員会が設立され、世界で42番目の組織としてスペシャルオリンピックス本部に登録された。83年の6回大会に初めて日本選手団が送られた。日本では1993年、長野で国際大会が開催された。競技は夏冬合わせて26種類あり、3名?8名のディビジョンに組分け競技を行う。ただし、普通の競技と違い、全員が表彰台に上がって1位?3位には金銀銅メダル、4位以下?失格となった競技者も含め参加賞のリボンが送られる。
それは、他の国際大会と違い“参加することに意義”があることを重要視し、みんなが平等に勇気と喜びと感動を分かち合うことを目的としているからだ。つまり各個人のあらゆる障害に負けない精神を作り上げることを大前提にしているということである。

日本でも文部科学省を主体に新たにオリンピックのみならずこのスペシャルオリンピックスを含めた大会に臨むスポーツ省(庁)を設立しようという運動が高まっている。これは素晴らしいことである。ぜひ、期待したい。
参考資料:フリー百科事典 産経新聞 より

Drの四方山日記(372)

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