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昨年ごろより、『ネットカフェ難民』なる造語がテレビ、ラジオ等マスコミで聞かれるようになってきた。『ネットカフェ難民』とはいわゆる“ホームレス”の一種で、定住する住居を所有せず寝泊りでインターネットカフェを利用する人をいうらしい。
確かに、このような人は大勢いるとは聞いてはいたが、実態がはっきりしなかった。
では、一体どの位いるのだろうか。
厚生労働省の2007年の初調査によると現在5400人いるという。驚いたことに、50代が20代に次いで多い。家族と離れ永住する所もなく、狭い空間で朝を迎えるおじさんたちの心境を考えると複雑である。
また、この難民の中には「マック難民」と称する人もいて、ハンバーガーショップ「マクドナルド」の24時間営業店舗に寝泊りする人をいうらしい。
この多くは日雇い労働者や高校生・定職を持たない若者たちだ。もちろん若者は通常「まんが喫茶」に寝泊りするが、お金が無くなると安いマックに移るようだ。
この人達の必需品は派遣会社との連絡を取るための携帯電話・コインロッカーであるらしい。まさに世の中は変わったものだ。普通働きたいけど働けなくて職を求める人や、高齢者、働く意思・意欲を失った人達を難民(ホームレス)と言う。
国は「景気回復」をうたい、安倍首相も「美しい国」と自信を持っていっているようだが、私たちの仕事や生活を取り巻く環境は年々厳しくなっていることも確かだ。
非正社員の大幅増加、ワーキングプア、年金問題、国保の引き上げなど数えればきりがない。一体全体、誰のための政治なのかと首を傾けたくなる。
ホームレスやネットカフェ難民が増えてきても致し方ない状況に今日本は陥っている。
大企業の要求に沿って進めてきた労働法制の規制緩和策を見直して、仕事を求める人に職を与えることがこの現状を打破できる解決策になるのではないだろうか。
参考資料 産経新聞 Webウォッチ フリー百科事典 奇人変人フレンドパーク より
Drの四方山日記(376)
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