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日本人なら必ずといっていいくらい使う、「使い捨てカイロ」が、発熱時間の表示より3?7時間短いとして、公正取引委員会の景品類および不当表示防止法で「ロッテ健康産業」に対し排除命令が出された。
対象となったのは「ホカロン」「ホカロン貼るタイプ」などの4商品で、通常40℃以上の発熱効果が持続する時間を商品別に(20時間)(14時間)(6時間)(9時間)と表示して販売していた。
しかし実際には、有効期限が近づくと3時間?7時間も持続時間が短くなっていたことが分かった。「ホカロンミニ」タイプは標示が(9時間)なのに、実際わずか2時間というものもあった。
ホカロンの歴史は江戸時代にさかのぼる。
ふところに入れて暖をとるとして火鉢などで加熱した滑石などを布にくるんで温度を調節して使用したのが最初だといわれている。なかには塩と糠を混合して布に包んだ物も使用されたようだ。その後、改良されて木炭末に保温性の強いナスの茎を混ぜたものを通気孔のついた金属容器に入れて、燃焼させるカイロも作られた。
大正末期には、プラチナの触媒作用を使って気化したベンジンをゆっくり酸化・発熱させたものが作られた。それが“ハッキンカイロ”のはじまりである。そして1978年、鉄粉の酸化発熱作用を利用した“使い捨てカイロ”をロッテが「ホカロン」の商品名で販売した。
カイロといえばおじいちゃんおばぁちゃんが湯たんぽ代わりに腰や体の痛いところにいれて温めていたのを子ども心に覚えている。
今は、私も「ホカロン」の愛好者の一人で肩や腰が張ったりすると必ずというくらい使っている。貼ると緊張からくる筋肉の酸欠が改善し、溜まった乳酸が減少して楽になる。
また、簡単に貼れるので非常に便利である。不思議に私が使うときは9時間ではなく丸1日効き目があるように感じる。海外に行くときなどは大量にスーツケースに入れて持って行き、重宝している。
私のように全国にはホカロンの愛好者が沢山いるのだから不正をせず、利用者にとって安心して使えるものを作って欲しいと願うばかりである。
参考資料:フリー百科事典 読売新聞 時事通信社 より
Drの四方山日記(377)
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