予防としての歯科ドック

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382.jpg 9月3日の健康コラムで“キューバ医療”を紹介したが、医療は疾病を治す時代から半健康人を治す時代に入ってきた。
疾病にかかってから病院に行くと、必ずといっていいくらい異常が見つかる。
また、命に関わる大病で入院させられていることが、最近特に多くなってきた。これは本当の意味での医療の姿ではない。

中国に未病という言葉があるように、疾病にかかる前に治してしまうことがこれからの『理想の医学』ではないだろうか。
当然疾病にかかれば、保険は効くけれども検査・治療代でかなりの出費を覚悟しなければならない。ましてや最新医療機器を用いた場合、保険が適用されないことも大いにありうる。これでは国が医療費でパンクしてもおかしくない状況である。

そんな折、早期発見→早期治療の時代から早期発見→早期予防をうたい文句に登場したのが「歯科ドック」である。
これまで対処療法(歯の修復・修理)を中心的に行ってきたものを、ホリスティック・デンティストリー(全人的歯科医療)を目的とした「歯科ドック」があちこちで登場してきた。

歯科の主たる病気は虫歯や歯槽膿漏などの歯周病である。
これにかかると、中長期に渡って治療が必要になってくる。それを打破するため「歯科ドック(予防歯科)」は口腔内の状態をCTスキャンや唾液・細菌検査などで詳しくチェックし、その情報を元に、歯だけではなく心身の健康を維持増進しこれからの人生を快適な生活に過ごすため導入されたものらしい。
一般医療でも歯科の分野で、今や予防に限らず歯の健康体に対する治療が主流を占めてくるといっても過言ではない。
このような「歯科ドック」が多く増えることで、成長期の子どもたちや若い人たちの歯のケアおよび中高年から老人に対するケアまで幅広く適応されることは素晴らしいことだ。
近代医療に偏らない総合的な治療こそ国民が望む医療である。
参考資料:グッドスマイルネットワ?ク CT歯科検診センター 歯科ドック(予防歯科)より

Drの四方山日記(382)

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