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437.jpg 横綱・朝青龍の不祥事による問題で日本相撲協会が混迷している中、一人の最年長力士が土俵を去った。その力士の名は一ノ矢(46歳)で相撲界初の国立大出身の異色力士として入門時脚光をあびた。
その一ノ矢が何よりも好きな相撲を引退して結婚するというめでたい話題が誌上の片隅に載っていた。
ただこの力士は今“時の人”となっている。朝青龍と同じ高砂部屋で彼の教育係として入門時から相撲のノウハウや四股の踏み方まで教えていたというから驚きである。一ノ矢の相撲に対する考え方は「相撲は科学。やればやるほど面白い」と学士力士らしいものである。
相撲は強さだけではなく、“心・技・体”がそろわないと相撲界の最高位に立てない。ただし朝青龍は別である。ただ好きで相撲取りになっても素質や力がないと関取にはなれない。

一ノ矢の場合はその両方を持ち合わせていなかったのか、最高位が東三段目6枚目で、幕下まで上がることはできなかった。そのため交際中の女性と結婚できなかったようである。
それは関取でないと結婚できないという各界の内規があり、好きな相撲をとるか結婚をとるかで迷ったという。日本古来の相撲界ならではの出来事である。
奇しくも24年前に初土俵を踏んだ九州場所で引退を決めた。引退後も相撲界に残り、新妻と共に新たな人生を送るという。本当に相撲好きな力士であった。
参考資料:週間文春 より

Drの四方山日記(437)

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