2008年1月アーカイブ

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474.jpg 先日、恩師に誘われて経営合理化協会主催の社長セミナーにお邪魔した。そのときの演者が小泉内閣で郵政民営化法案に反対した元経済産業大臣の平沼赳夫氏であった。
このところ政治家が不祥事や不規則発言で物議を醸しているだけにその真価が問われる時期である。平沼代議士が、なぜ郵政民営化法案に異を唱えたか、安倍前総理がどうして突然辞任したか、経済産業大臣時代の出来事や武勇伝などを分かりやすく、時として力強く講演され、受講者はその語りかけに時間を忘れて聞き入った。

平沼代議士は理路整然とした話はいかにも本物の政治家であることを思わせるものであった。ともかくテレビなどマスコミに登場してくる政治家は半ば偽善的で信念というものがなく聴いていて不愉快になることが多い。なぜこうも日本の政治家の多くは思想や政治理念を持っていないのだろうか。これでは日本の国が善くなるはずがないではないか。しかし今回の平沼代議士との出会いは大きな感動を私に与えた。講演後お話しする機会があり、「人間・平沼赳夫」の深さを垣間見たような気がする。
こういう英傑には滅多に会わない。日本の多くの政治家がこの平沼代議士のような人であれば日本はもっと素晴しい国になるのではないか。今後の平沼代議士の活躍に期待したい。

Drの四方山日記(474)

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473.jpg ドラマチックな出来事がもうひとつ大相撲である。場所前、朝青龍はその言動ばかりが目立ち果たしてこのままで相撲が取れるのかと心配した向きもあったが、いざ場所が始まるとみごとに以前の強い横綱相撲に帰りいつの間にか千秋楽の日を迎えた。
それも取り組み相手が同じモンゴル出身の白鵬となれば相撲ファンでなくともエキサイトする。横綱同士の相星決戦となればなおさらである。
2連覇をしている白鵬にとって朝青龍は2場所の土俵から遠ざかっているとはいえ、優勝21回の横綱である。これを向こうに回し堂々47秒の力相撲の後、豪快な上手投げで土俵中央に投げ飛ばした。まさにドラマチックで見る人を興奮させた。今まで後輩である白鵬はどうしても朝青龍を倒すことが難しかった。しかし今場所はいつもと違い自信とライバルへの対抗心が強く現れ、見事6度目の賜杯を獲得した。

以前評論家の玉の海さんが「相撲とは人間の本性、本能をむき出しにした闘いである」と明言した。まさにそれを地で行くような熱戦に日本中が沸きかえった。
朝青龍も土俵に上がるまではもがき苦しみながら毎日の相撲をとっていたのには違いない。それが見事本場所で実り、負けたとは言っても準優勝した朝青龍を称えたい。
やはりスポーツはドラマチックでなければ国民の感動を起こせない。

Drの四方山日記(473)

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472.jpg 27日日曜日、この日はスポーツ花盛りで女子マラソン、大相撲千秋楽、ゴルフ、サッカーなどが行われた。中でも女子マラソンと大相撲に国民の目が集中し釘付けになった。
先ず、劇的だったのは大阪女子マラソンで優勝候補の大本命とされていた福士加代子選手が期待通りの走りをして一位をキープして絶対と誰もが信じていたが、なんと30キロ辺りで急激にペースが落ち、34.6キロで後続にいた第二グループの選手に抜かれるというハプニングが起こった。
確かに過去に東京女子マラソンで高橋尚子選手が後半10キロ付近で急にペースダウンして2位の外国選手に抜かれ、優勝を逃した上、アテネ五輪の代表選手に選ばれなかったことがある。福士選手の場合はそれ以上で、まさにスポーツはドラマチックだということを思い知らされた。

ずっとテレビ観戦していたが、ちょうど28?29キロ付近で用事があり出かけた。気がかりだったが、もうこれだけ独走していれば優勝と北京五輪の切符は間違いないと誰しもが思ったのではないだろうか。
それが夜帰宅してスポーツニュースを見たら、何と福士選手が競技場のトラックで何度も転倒しているではないか、私は自分の目を疑った。あれだけ自信満々で走っている姿を見せられれば優勝間違いないと思うのは当然だ。
ただ、思い起こせば福士選手は一万メートルトラック選手で、今回が初めてのマラソンだ。
ましてや一度も42.195キロを経験していなかったらしい。
薄々心配していたことが当たってしまった。この出来事がこれから北京を目指す選手の励みになれば福士選手の挑戦も報われるのではないだろうか。
スポーツはドラマチックだ!!

Drの四方山日記(472)

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471.jpg 27日(日)恒例の賀詞交流会が日本のIT企業の拠点でもある六本木ヒルズで行われた。我々業界の集まりと言えばホテルか学校の校舎内で行われるのが通例であるのだが、今回の六本木ヒルズで開催された交流会は今までとは趣が異なり、形式的な行事を簡素化し参加者のコミュニケーションを図る画期的なものであった。
それと70名に出席者を限定し行われたため、業界人が半分、企業経営者やモデルさんが半分というかたちになった。

第一部は業界の行事、第二部ではパーティー形式で進められた。
我々業界人は今まで形式的な懇親会しか経験していないので今回のような異業種を交えたパーティーは何か違う世界の集まりを思わせた。
おそらくホリエモンたち企業家も、このようなパーティーをヒルズで頻繁に開いていたのではないかと想像させられた。何しろ今流行の若者のファッションを着こなした男性や、ファッション雑誌から飛び出てきたような女性が多くいたため、我々型にはまった者とは何かミスマッチにも見えるが、それが意外や意外みんな打ち解けて交流をはかっていたのには驚いた。時代が変わっているのだからこういう試みもよいのではないだろうか。

Drの四方山日記(471)

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470.jpg アメリカでベビーブームを起こすにはいろんな理由があるらしい。今までのユニークな理由としては、2007年のデンバー一帯が猛吹雪に覆われ3日間交通が麻痺したためベビーブームが起こった。それに以前ニューヨークの大停電によるベビーブームがあった。さらに数年前コロラドに本拠地を置くブロンコというチームがフットボールのスーパーボールで優勝したことで、勝利に酔いそれに触発されたのかやはりベビーブームを起こした。
とにかくこの国は何か大きな出来事があると男性は動物的要素が高まるのか、子どもを授かるようだ。それに比べ女性はいろんな出来事があっても冷静であるようだ。
しかし天の恵みである子どもは2人にとっては何よりも替えがたいのでいいことではないだろうか。ただし子どもが多くできることで家庭は円満であるが、生活がままならないのでは本末転倒である。子どもは子孫となるだけではなく、家庭の中心となりバラバラになった家族をひとつにする存在である。まさに子はかすがいである。

Drの四方山日記(470)

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469.jpg ベビーブーム再来!と言うと「えっ、ほんと?」と疑いたくなるようなニュースが飛び込んできた。アメリカで2006年生まれた赤ちゃんが430万人という数字に達し最後のベビーブームだと言われた1961年とほぼ同じレベルに達したとアメリカ保険局が発表した。

アメリカの出生率は約2.1で先進国中トップで、日本やイタリアの約1.3を大きく上回っている。ではなぜ赤ちゃんを生む人が多くなったのか。その大きな要因はカトリック教徒の多いヒスパニック(Hispanic)が避妊や人工中絶を避けたため出生率が高くなったようだ。その他の理由として国籍を狙って移民家庭の出生率が高くなったことも上げられる。
ヒスパニックとはメキシコやプエルトリコ、キューバなど中南米のスペイン語圏諸国からアメリカに渡ってきた移民とその子孫を言うらしい。しかし必ずしもアメリカ社会では中絶をすることを賛成しているわけではなく、アングロサクソンを中心とした白人にとってはあまり喜ばしくないのも事実である。また今回のベビーブームの単純な理由としては子ども好きという米国人の気質も関係しているのも確かだ。

どうも最近、日本を含めた先進国では少子化が進みこれが何か当たり前のように言われているが、子孫繁栄だけでなく人間関係を作る上でも子どもが多く増えることは、私個人の考えからいえば非常にいいことではないだろうか。
私も3人の兄弟を持っているが、大人になってもお互い助け合い協力して生んでくれた親を中心に家族としてまとまり、日本人独特の情の世界が生まれ、伝統的に言われる心と心の付き合いがより強固になっていく。それが幸せな社会に繋がっていくのではないだろうか。
参考資料:産経新聞より

Drの四方山日記(469)

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468.jpg 世の中にダイエット法は数々あれど、今回紹介するダイエットほどユニークなものがあるとは驚いた。その名も「サングラスでダイエット」と言い、サングラスをかけるだけで食欲が減退するという。ここで使用される青色めがねは色彩生理学を応用したもので、脳と心の興奮を鎮めリラックスさせるというものだ。

人間は青色を見つめると脳内でセロトニンという精神の安定と安心感をもたらす神経伝達物質の分泌が高まりストレスによる過食防止になるというもの。方法としてはこの青色めがねを食前に2?3分かけリラックスした時点で普段通り食事を摂るというもの、落ち着いた状態で食べ始めると脳の興奮が収まるのかよく咀嚼(そしゃく)ができ食材を味わって食べることができ、満腹感をより感じるようだ。まさに人間の心理をついた自然な反応を利用している。

今までダイエットといえば必ずハウツーものであったが、今回のはただ色付きめがねをかけるだけで食欲を減退させるというから驚きであるが、薬物や食物をコントロールしたり、器具でダイエットするものではないので副作用もなく、老若男女問わず成長期の子どもでも可能なので本当に効果があるなら、1890円と安価で購入できるダイエット法は他にないのではないだろうか。
ただ青色のメガネをかけるので人相が悪くなるのが気にかかる。一時の流行で終わらなければいいのだがと思うばかりである。
参考資料:産経新聞

Drの四方山日記(468)

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467.jpg 国民運動組織「せんたく」の発足がマスコミ市場で話題をさらっている。これは次期衆議院選に向けて真の改革を推進するためのもので各政党に具体的なマニフェスト(政権公約)の提示を促す新たな運動組織「地域・生活者起点で日本を洗濯(選択)する国民連合を発足させると発表した。
2月上旬から本格的に活動し、賛同する超党派の国会議員を巻き込んで政界再編の呼び水にするらしい。参加者も北川知事を代表にして、松沢知事、東国原知事、山田啓二京都府知事などを中心に佐々木毅前東大総長、池田守男資生堂相談役など地方自治の長や学識者が参加している。そこに賛同する超党派の国会議員らも参加するようだ。

彼たちの目的は地方分権をはじめ社会保障や環境、消費税引き上げ問題などの各政党の政策を正していくことにある。これまで同じような目的で日本新党、新党さきがけなどを抱きこんだ新進党、自由党などが出現したが目的半ばで殆ど消滅した経緯がある。ちょっと話題性や有名になるとすぐにこういう組織を作って国民に訴えるが、資金の無さか力の無さか分からないが中途で消滅してしまうのはいかがなものか。
今回の組織はユニークなメンバーで構成されているだけに仲たがいせずに、国民のために実のあることをやってくれることを願うばかりだ。
参考資料:産経新聞

Drの四方山日記(467)

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466.jpg 宮崎県の東国原英夫(そのまんま東)知事がこの20日で就任満一年を迎えた。いまや日本中で彼の名前を知らない者がいないほど有名になった。それまでは知事といえば石原慎太郎東京都知事、北川正恭元三重県知事、松沢成文神奈川県知事などどちらかといえば学識者たちが知事になるのが常識であったが、横山ノック氏や青島幸男氏、田中康夫氏など話題性の多い芸人やタレント的な人たちが知事になってから政治家というよりも話題づくりを受け持って地方自治の顔となる場合が多くなった。都民や県民にとっても知名度のある人が知事になることは注目されるからいいのではないかという風潮に変わりつつある。

ただその人たちが必ずしも地方自治の長として政治力を発揮して成果をあげるとは限らない。ましてや東国原知事の場合「たけし軍団」の一人としてタレント時代は一流ではなくどちらかと言うと“お騒がせ芸人”の部類であった。
その彼が努力して政治学を大学で学びそれを自分のふるさと宮崎県で開花させたことはすばらしいことである。いわばアメリカンドリームではなく『ジャパニーズドリーム』を体現させたのであるから見事である。
彼が知事になったことで宮崎県庁に押し寄せた人たちはなんと今まで約26万8千人あまり、県の物産品も売り上げが約5倍、テレビや雑誌などの取材は約530本、そのPR効果は165億円をはじき出すというから驚きである。
参考資料:毎日新聞 より

Drの四方山日記(466)

S63.jpg 日本人の多くは世界を知らないため自分たちの生活や環境だけからすぐ判断する。そして恵まれてない、俺はだめだ、挙句の果てに不景気が自分を駄目にしていると錯覚している。また、10代や20代は自由と平等を履き違えて、何でも自分の思うとおりにやればいいんだという意識が浸透し、道徳や倫理を無視した考え方に走って社会から排除される人たちが多くでてきている。

日本人はどこまで恵まれれば気が済むのだろうと最近思うようになってきた。豊かさを実感するためにも、恵まれない世界の国々を知ることが必要である。自分に厳しくなれば人に優しくできると先人は我々に教えた。
しかし現代の若い親たちの多くは子どもを叱ることがなく、しつけも満足にしない。ましてや思春期を迎える子どもたちに家事の分担すらさせない。何よりも怖いのは子どもたちが本を読まず、自分以外のことを考えたことがない身勝手な意識のまま大人になるため厳しい実社会では役に立たなくなる。人間は自分自身のためではなく、人のために生きることも大切である。更に自分自身の美学を選択し、生きる勇気を持ち、自分の意思で生活を組み立てていくことは最大の幸せではないだろうか。

世相シリーズ63

S62.jpg 心のストレスは文明の先端をいく先進国に多く起こるものと思っていたが、発展途上国特に封建的社会が強い国にもあることがわかってきた。

例えばイスラム教国のように複数の妻を持って生活している社会でも、同族の絆の強い共同生活の中にもストレスがあるという。健康であればすべて満足に生活できると思っていたが、実はそうではないようである。
健康であっても欲しいものが手にはいらなかったり、やりたいことができなかったり、思うようにことが運ばなかったりするとストレスに落ち入る。この状態が今の日本である。

ものがある故に人間は欲に駆られ欲しくなる。私に言わせれば“わがまま”である。
作家の曽野綾子氏は新聞紙上で面白いことを書いている。「食べるもの、寝るところ、水道、清潔なトイレ、安全正確な輸送機関、職業があること、困ったとき相談にのってくれる場所、タダで本が読める図書館、健康保険、重症であれば意識がなくても手持ちの金が1円もなくても医療機関に運んでくれる救急車、電車やバスの高齢者パス。これだけよくできた社会に生まれた幸運を感謝しないのは不思議」だという。私も同意見である。どの国に行っても必ず満足不満足がある。それを満たすことはなかなか難しいことである。しかしこの国はそれを満たすことができるのにも関わらず、不幸だと自分で思い込む。まったく日本人は勝手な民族である。

世相シリーズ62

S61.jpg 私は毎年のように外国に出かけて、いろいろな国の考え方や生活、習慣などを視察しているが、決まっていつも思うことがある。それは、「日本って国は改めて素晴しいなあ」ということだ。
それは戦争もなく平和で、物資も豊富にあり贅沢を言わなかったら食べたいものがいつでも手にはいる。動物のように風や雨に濡れることもなく家で過ごすことができるし、病気にかかった時にお金がなくても治療を受けることができる。
こんな素晴しい国に住んでいるのにも関わらず不平不満を言う輩がこの国に多く存在するらしい。ある新聞社の全国世論調査では30代から40代の40%もの人たちが自分の心の健康に不安を持っていると答えたという。

モノが豊富になれば次になくなるものは心である。それはなぜか。心と強く結びつくものはストレスである。この年代の人は自分自身が未完成ですぐに他人の生活と自分の生活を比べたり、ねたみを持ったりする。また仕事上のストレスも人一倍強く感じる年代である。
どうも私に言わせれば40歳以下の人たちは苦労が足りないように思う。あまりにも子どものときから恵まれすぎて何が普通で何が不足なのか判断すらできないためいろいろな事件や行動を起こしがちである。もっといろいろな経験を積んで完成された人間になって欲しいものである。
参考資料:産経新聞 より

世相シリーズ61

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465.jpg 先日、社名をパナソニックに変更すると発表した松下電器産業が15日、世界一長持ちする新型乾電池「EVLTA(エボルタ)」を四月下旬に発売すると発表した。パナソニックと言えばすでに2004年に長持ちするオキシライド乾電池を発売しており今回の新型乾電池「EVLTA(エボルタ)」はそのノウハウを受け継いだものだ。この新型乾電池は構造的には発電に必要な反応材を増量するために封入する缶の強度を高めつつ薄型化をはかり、また正・負両極に新材料を採用して、さらに反応材自体も能力を最大限に引き出させる新開発の材料を高密度につめて反応の効率をよくすることで世界一の長持ちを実現させた。そしてこの「エボルタ」の単3型は世界で最も長持ちする乾電池としてギネスブックに登録されるという。何よりも我々消費者にとってありがたいのは従来の製品に比べて2割以上も寿命が伸びたことと、使用可能な期間も今までの5年から10年に延びたことは使う上には大変便利である。販売当初は日米に加えてアジアや欧州中心に拡販するという。最近は電気機器の省エネ化などが叫ばれている中、今回のようなテクノロジーを投入にして作った乾電池はこれからもどんどん進化していくのではないか。
参考資料:産経新聞 Digital Freak より

Drの四方山日記(465)

K29.jpg イギリス・ケンブリッジ大学の研究チームがアメリカの医学誌に、生活習慣についての調査結果を発表した。
最近は日本でもメタボリック症候群などが増加しているせいか、生活習慣の重要性が再認識されてきたが、イギリスの南東部の45歳から75歳の健康な人たち約2万人を対象に1993年より97年にかけて健康調査を行った。その結果をこのほどまとめ、2006年までの死亡率と生活習慣との関係を詳しく分析した。
その結果によると、
(1喫煙しない
(2)飲酒はワインなら1週間にグラス14杯まで
(3)1日に最低こぶし五つ分程度の野菜、果物を取る
(4)1日30分ほどの軽い運動をする

の4つが大切とされ、その4つの条件をクリアすれば同年齢で、4つともない人より病気による死亡率が4分の1に低下するという。

生活習慣と最も関係してくるのは心臓や血管など循環器系の病気だという。普段からタバコを吸わず、飲酒もほどほどで、果物と野菜を十分に摂り適度な運動と睡眠すれば、そうでない人より14年長生きできるようだ。この調査は健康にいいというだけではなく、具体的な利益を追求した点で意義あることだと思う。
こういう一般的な調査は今後も大いにしていただいてみんなのアドバイスになれば最高である。
参考資料:TBSラジオ より

健康コラム

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464.jpg 12日(土)から14日(月)にかけて郷里・富山に行ってきた。兄の見舞いと体と心の安らぎを求めて宇奈月温泉を訪れた。
富山県の高岡・砺波方面はあまり雪が積もっていなかったが、富山・魚津・黒部方面はかなり積雪があった。特に宇奈月・黒部は山岳地帯にあるため、積雪も50cmから1mくらいありスキーには絶好の場所である。

宇奈月温泉は峡谷と温泉の町で知られ、都会の喧騒を離れゆっくりとした時間の流れる場所でもある。春はエドヒガンザクラが満開になり、夏は風の盆で知られる八尾「越中おわらの街流し」が開催される。また秋には、黒部峡谷の紅葉シーズンで10月よりトロッコ電車が走り、岸壁の灰、常緑樹の緑のコントラストは多くの観光客を魅了し、冬はスキー客が訪れる。立山連峰の雪景色は格別である。古くは与謝野晶子、川端康成、竹久夢二など文人や墨客が訪れていたという。何しろ富山は山あり海あり、山菜やキノコなどの山の幸、富山湾の新鮮な魚介類が味わえて、訪れる観光客を魅了する。
私も一時の安らぎを郷里富山の黒部峡谷にある宇奈月温泉で味わえたことはこれからの診療に大いに役立つものと信じて疑わない。それに露天風呂から見た“雪化粧”の素晴らしさは格別であった。

Drの四方山日記(464)

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80b.jpg再度何故こうもオバマ氏が伸び、クリントン氏がジリ貧してきたのか。核心をついて言うならばそれは昨年の全米での調査で50%前後の支持率を記録していたことによるクリントン陣営の「気の緩み」や有権者の「飽き」が出てきたのではないだろうか。
もうひとつはオバマ氏は絶えず冷静でスピーチがうまく人をひきつけるカリスマ性を持っているのに対し、クリントン氏は政策を批判されたりするとすぐカッとなりヒステリックな態度を見せるため、どうしてもテレビの公開討論ではイメージが悪くなっているのも影響しているのではないか。ではヒラリー・クリントン氏が勝つ方法は何かないだろうか。
それは相手に対する誹謗中傷をするではなく、正々堂々と選挙戦を戦うべきである。さらに夫・前大統領ウィリアム・クリントン氏の協力が絶対的支持を高めるには必要になってくる。クリントン前大統領は人気の高い大統領であった。彼の協力を得られれば黒人の票や女性の票も上積みできるだろう。アメリカの大統領は強いアメリカを象徴できる人間が選ばれるものだが、同時に話題性の高い候補者に票が集まるのも事実である。夫の全面協力をヒラリー氏が受け入れて夫唱婦随で戦えば、話題を呼び十分オバマ氏を上回る票が集まるのではないかと私は思う。
果たして初の黒人大統領か、初の女性大統領か今後の成り行きが注目されるところである。アメリカ国民よ、冷静に判断を!!
参考資料:東奥日報 より

Drの四方山日記(463)

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462.jpg 自分が絶対強いと思っていたクリントン氏が初陣のアイオワにおいて大差で負け悔し涙を流し「簡単じゃないのよ」と語ったと言う。まさに有権者に情を訴える背水の陣だ。対するオバマ氏は黒人を父に持つ海外移住者二世という“マイノリティー”でありながらハーバード大学ロースクールを卒業して弁護士になり、その後政治家となった人物である。
まさにアメリカンドリームを実現させた成功者である。
しかしそれにも関わらず成り上がり者的感じはなく、逆に清新なイメージで甘いマスクから「政界のタイガーウッズ」と称され今や人気絶頂である。アメリカの調査ではクリントン氏に次いで高い支持率を獲得している。日本の調査ではオバマ氏が59%、クリントン氏19%、ジュリアーニ氏(前ニューヨーク市長)13%という結果がでている。日本人もマンネリ化した相手ではなく、新鮮な人物を求めているようだ。もちろん民主党は対日政策に対しては積極的で厳しいところがあるが、リンカーン二世と言われるオバマ氏が次期大統領になった場合、果たしてクリントン氏やブッシュ氏のような政策で望むだろうか。民主党・共和党に関わらず日本の政治・経済にとってプラスになる大統領が当選することを望むばかりである。
参考資料:All about より

Drの四方山日記(462)

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461.jpg アメリカ次期大統領選の州予備選挙はアイオワ州を皮切りに始まった。アイオワ州では絶対有利と言われたヒラリー・クリントン上院議員がライバルのバラク・オバマ上院議員に破れた。次のニューハンプシャー州では僅差で辛うじて勝利した。
予備選前の下馬評ではわずかながらクリントン氏が有利と言う結果がでていたが、開けてみると逆にオバマ氏が強くクリントン氏は劣勢に回った。
最近の全米の世論調査では支持率がオバマ氏のほうが高く、下手すると予想に反して黒人大統領の誕生も夢ではなくなってきた。ではなぜオバマ氏が伸び、クリントン氏は支持率を下げたのか。
クリントン氏が大統領となった場合、24年間もの長い期間ブッシュ家・クリントン家の両家によって大統領を独占されることへの批判である。それに対しオバマ氏はマンネリ化した政治の脱却・変革路線への支持を訴えている。特に一般層への福祉政策の充実を強く掲げ対抗している。日本でもアメリカでも福祉問題は避けて通れないところがあり、オバマ氏は今後も介護を含めた身障者問題や老人問題を強く訴え票を獲得しようと画策しているようだ。
参考資料:産経新聞 より

Drの四方山日記(461)

W23.jpg 高校ラクビーで全国制覇を果たした福岡勢代表の東福岡は決勝戦に臨むに当たり、昨年12月14日に踏切事故で無くなったFLでレギュラーの広木淳君の弔い戦として位牌を持ちこんで戦いに臨んだ。
彼の代わりとなった山下航君とクラスメイトだったキャプテンの山下昴大君とでチームを引き締め4回の全国制覇で強豪の伏見工業を相手に精悍に戦い、みごと初優勝を飾った。

これまで東福岡と言えば決勝戦に進出するもなかなか勝てず、2000年以降3回の準優勝に泣いていたチームである。しかし今回は試合前から既に勝負がついていた。
野球の甲子園、サッカーの国立競技場、ラクビーの花園と言われるくらい花園は高校生にとって憧れの場所であり、思わぬ強豪に予想をくつがえす番狂わせが起こる。ましてや、今回の伏見工業は昨年から公式戦で負け知らずの連勝を続けているチームであったが、やはり気力では東福岡が勝っていた。
また、この2チームが奇しくも初優勝をしたのが同じ状況だったと言うのは因果めいている。
プロにないアマチュアリズムであり純粋な高校生魂を我々大人に感動を与えてくれたように思えてならない。
残念ながら不意の事故で亡くなり出場できなかった広木君の冥福を祈りたい。
そしてこの初優勝をラクビーだけではなく、社会に活かして欲しいものだ。

話題シリーズ(23)

W22.jpg 7日(月)、東大阪・花園ラクビー場で全国高校ラクビーの決勝が行われ、東福岡(福岡)が熱戦の末、伏見工(京都)を12対7で破り初優勝した。
今回のこの対戦は“因果の小車”という言葉を彷彿とさせるものであった。それはかって伏見工業が大工大高を破り初優勝飾ったとき、やはりチームの要でチームのまとめ役であったマネージャーが脳腫瘍で亡くなり、チーム全体が一本にまとまりがなくなるかに思えたが、亡くなったマネージャーの魂が乗り移ったかのようにチームに勢いをつけ試合前の下馬評を覆し見事に日本一の栄冠を勝ち取ったからだ。
これをドラマ化したのがTBS放送「スクールウォーズ」である。そのとき山口良治監督を見事に演じたのが山下真司である。「信は力なり」を座右の銘にしてチームを見事にまとめ上げ無名のチームを日本一に導いた。
山口監督は「楕円形をしたボールのバウンドはどこに転がるかわからない。これは正に人生における運命。」と選手に教える。15人のチームプレイでラグビーは成り立つがそれを支えるリザーブやマネージャーたちの努力がなくして勝利はあり得ない。人生は一人では生きていけない。周りの人との協調性があってはじめて成り立つと山口総監督は力説する。今回の東福岡も正に伏見工業と同じ運命をたどったと思えてならない。
東福岡の初優勝については次号で述べる。

話題シリーズ(22)

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460.jpg トルコを語る上で忘れてはならないのがアナトリア史である。帝国・王国時代を経てオスマントルコが巨大な力を有して帝国を築いてきた。その結果19世紀には第一次世界大戦でイギリス・フランスによって弱体化し、一時はトルコ存亡の危機にさらされた。その時トルコを救ったのが当時の将軍アタテュルクであった。その後、共和国として新しいトルコが出来上がった。今回トルコに訪れてつぶさにアタテュルクの偉大さを垣間見た気がする。イスラム教徒やキリスト教徒による民族闘争の結果、政教分離をした新しいイスラム教徒が出来上がり、現在国民は平和のありがたさを噛みしめているようである。

今回はトルコの約40%に当たる国土を回り世界遺産のみならずアナトリア史を勉強できたことは私にとって貴重な経験となったようだ。二千数百年の歴史を持つ永遠の都イスタンブール、首都として成長を続けるアンカラ、自然が造り出した異形のパノラマのカッパドキ、綿の城と呼ばれる世界屈指の奇観を持つパムッカレ、宗教色の強い町コンヤ、エーゲ海随一の古代都市エフェソス、近代的な港湾都市イズミール、ペルガモン王国の壮大な遺跡がそびえるベルガマ、トロイ戦争で有名なトロイ、ダーダネルス海峡の要塞の港町チャナッカレなど歴史と文明によって築かれたトルコを代表する都市を回り、満足する研修旅行となった。その話は、後日NMNの世界探訪で詳しくは記述する。

Drの四方山日記(460)

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(旅行9日目)
 いよいよトルコ滞在最後の日、午前中ボスフォラス海峡のクルージングに出かけた。1時間40分のクルージングは疲れた身体を癒してくれるのに十分であった。ギリシア神話ではゼウスの神がニンフのイオに恋したのを妻のヘラが嫉妬したためゼウスはイオを雌牛の姿に変えてヘラに預けた。そのときゼウスがこの牛を見つけ出そうとしてヘラに見つかり、イオは逃れてボスフォラス海峡を渡ったという。この海峡はアジアとヨーロッパをまたぐものであり、マルマラ海から黒海へ抜ける交通路として重要な役割を果たしたらしい。クルージング後エジプトバザールを散策した。このときは旅に参加した全員がぐったりしていたのが印象的だった。
そしてバスでアタテュルク空港に向かいトルコ航空一路成田空港に向けて旅に立った。
因みに、10日目は日本である。
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Drの四方山日記(459)

世界探訪はこのサイトを利用しています。

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(旅行8日目)
 朝遅めの出発でチャナッカレからバスでダーダネルス海峡を渡る船着場に行った。ここからフェリーで約30分かけてイスタンブールへ渡った。
途中、冬といってもエーゲ海の海は素晴しく、疲れた体に何かエネルギーを与えてくれる光をもらったような気がした。到着後市内観光に再度行った。

夕食はエキゾチックなベリーダンスと民族舞踊を楽しんだ。ベリーダンスはご存知の通りヘソを出してお腹をくねらすダンスで若くてスリムなダンサーがここぞとばかりに身体を震わせて魅力的なダンスを披露してくれた。
その起源はエジプトでアラビアから入ってきたものらしい。
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Drの四方山日記(458)

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(旅行7日目)
 前の日の疲れが残る中、荷造りをしてホテルを出発した。またまたバスで320kmかけてチャナッカレへ向かった。チャナッカレはダーダネルス海峡の要衝に位置する港町で南にはトロイ遺跡がある。途中今回の私の大目的であるベルガマ(ペルガモン)の遺跡を観光した。
ここには2つの古代都市があり、1つがアクロポリスと言ってアテナイ神殿跡と図書館跡で有名である。こちらは私にとってはさほど興味がないが、もう1つのアスクレピオンが見たくて今回の旅に参加した。

アスクレピオンは医術の神アスクレピオスを祀る神殿でローマ時代には医療行為を行う神殿であり病院であった。ここには蛇の柱と呼ばれる医学のシンボルである石像がデンと据えられていた。音楽療法や心理的な治療が主体に行われ治療棟への地下道は長さ82m、排気口として天井に空けられた15の窓がありそこから神官が暗示をかけていた。それがヒポクラテス全集に出てくる夢の治療の走りである。詳しくは帰国してから紀行文として記述する予定である。

昼食はおかゆとチュールトマ(ナスを使ったトルコの野菜料理)を頂いた。そのあとチャナッカレに到着し、その足でトロイ戦争で有名なトロイ遺跡を観光した。
ここはホメロスの伝承を信じたシュリーマンの奇跡の発掘で特に有名であり、もう1つ神々までが加勢して10年もの激戦が繰り広げられた伝説の舞台である。ここにはトロイ戦争のエピソードを彷彿とさせる大きな木馬が置かれている。見学の後ホテルに帰り夕食の後深い深い眠りについた。
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Drの四方山日記(457)

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(旅行6日目)
 朝食を済ませた後、石灰を含んだ温泉水が長い年月をかけて兵陵を下ることによって出来上がったパムッカレ観光に出かけた。目の前に立ちはだかる風景は感動的である。バスを降りて石灰岩で作られた岩棚を見学した。ともかくこの場所は一面白い雪景色を思わせ圧巻であった。ここから275kmかけてトルコ第3の人口を持つ港湾都市イズミールへ向かった。途中古代図書館やアルテミス神殿で有名なエフェソス(セルチク)遺跡を観光した。
ここには小アジア一のスケールを誇る野外劇場、ケルスス図書館、バドリアヌス神殿があり徒歩で見学した。この神殿の規模は大きくないが美しい神殿で女神ティケを祀っている。エフェソス博物館と聖母マリアの家(メリエマナ)を見学し、その後更にバスで長時間かけ、イズミールに向かった。到着は夜になった。とにかく疲れた。
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Drの四方山日記(456)

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(旅行5日目)
 毎回正月を外国で向かえる私にとって違った場所でのそれは気持ちをリラックスさせるには最高である。今回の洞窟住居で迎える正月は格別である。朝遅めの出発でバスで230km離れた内陸平原にあるコンヤに向かった。
途中キャラバンサライ(隊商宿跡)に立ち寄って、ようやくコンヤに到着した。
コンヤではメヴラーナ博物館とインジェ・ミナーレ博物館を見学した。メヴラーナ博物館はセマ(旋舞の儀式)で知られるイスラム神秘主義のメヴレヴィ教団が創設した博物館である。もう一つの博物館は華麗な前門、落雷で倒れたミナーレが有名な神学校である。

昼食はキャラバンサライを改装したレストランで頂いた。午後はバスでなんと440km離れたパムッカレへ移動した。到着した時はもう夜になっていた。1日ご苦労さんと自分に言いたいくらい疲れ、夢の世界に入り込んだ。
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Drの四方山日記(455)

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2009年6月

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