16人でつかんだ高校日本一(2)

W23.jpg 高校ラクビーで全国制覇を果たした福岡勢代表の東福岡は決勝戦に臨むに当たり、昨年12月14日に踏切事故で無くなったFLでレギュラーの広木淳君の弔い戦として位牌を持ちこんで戦いに臨んだ。
彼の代わりとなった山下航君とクラスメイトだったキャプテンの山下昴大君とでチームを引き締め4回の全国制覇で強豪の伏見工業を相手に精悍に戦い、みごと初優勝を飾った。

これまで東福岡と言えば決勝戦に進出するもなかなか勝てず、2000年以降3回の準優勝に泣いていたチームである。しかし今回は試合前から既に勝負がついていた。
野球の甲子園、サッカーの国立競技場、ラクビーの花園と言われるくらい花園は高校生にとって憧れの場所であり、思わぬ強豪に予想をくつがえす番狂わせが起こる。ましてや、今回の伏見工業は昨年から公式戦で負け知らずの連勝を続けているチームであったが、やはり気力では東福岡が勝っていた。
また、この2チームが奇しくも初優勝をしたのが同じ状況だったと言うのは因果めいている。
プロにないアマチュアリズムであり純粋な高校生魂を我々大人に感動を与えてくれたように思えてならない。
残念ながら不意の事故で亡くなり出場できなかった広木君の冥福を祈りたい。
そしてこの初優勝をラクビーだけではなく、社会に活かして欲しいものだ。

話題シリーズ(23)

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