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ドラマチックな出来事がもうひとつ大相撲である。場所前、朝青龍はその言動ばかりが目立ち果たしてこのままで相撲が取れるのかと心配した向きもあったが、いざ場所が始まるとみごとに以前の強い横綱相撲に帰りいつの間にか千秋楽の日を迎えた。
それも取り組み相手が同じモンゴル出身の白鵬となれば相撲ファンでなくともエキサイトする。横綱同士の相星決戦となればなおさらである。
2連覇をしている白鵬にとって朝青龍は2場所の土俵から遠ざかっているとはいえ、優勝21回の横綱である。これを向こうに回し堂々47秒の力相撲の後、豪快な上手投げで土俵中央に投げ飛ばした。まさにドラマチックで見る人を興奮させた。今まで後輩である白鵬はどうしても朝青龍を倒すことが難しかった。しかし今場所はいつもと違い自信とライバルへの対抗心が強く現れ、見事6度目の賜杯を獲得した。
以前評論家の玉の海さんが「相撲とは人間の本性、本能をむき出しにした闘いである」と明言した。まさにそれを地で行くような熱戦に日本中が沸きかえった。
朝青龍も土俵に上がるまではもがき苦しみながら毎日の相撲をとっていたのには違いない。それが見事本場所で実り、負けたとは言っても準優勝した朝青龍を称えたい。
やはりスポーツはドラマチックでなければ国民の感動を起こせない。
Drの四方山日記(473)
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