「寝酒」は睡眠障害の元(1)

K30.jpg この冬は例年より冷え込みが厳しく布団に入ってもなかなか眠れずに、ついつい寝酒を煽ってしまう人が多くなっているのではないだろうか!?寝酒は果たして睡眠に有効なのだろうか。アルコールによる睡眠は正常な睡眠と異なり浅いノンレム睡眠(頭が眠り身体が覚醒している状態)が続くため脳も身体もゆっくり休むことができない。私に言わせれば酒を飲んで眠り込んでいるように見えるが、実際は意識を失った状態に近い。よってアルコールが切れると目が覚めて、利尿作用が起こるために尿意をもよおす。そのため逆に夜中に目が覚めて、熟睡できなくなる。

アルコールには脳の働きを麻痺させる作用があるため、確かに入眠を助けることができるがその反面、数時間でアルコールが分解されてしまうため、前半で目が覚めてしまい後半に寝ても浅い眠りになってしまう場合が多い。そのため逆に疲れが取れなくなってしまう。

私も以前眠りの本を書いたことがあるが、眠ることで重要なことはレム睡眠(身体が眠り頭が覚醒している状態)と深いノンレム睡眠の1.5?2時間のサイクルで波長を繰り返すことである。
アルコールが少量ならばむしろ筋肉の緊張をほぐし、気分をリラックスさせると同時に鎮静作用があるため、ストレスや興奮などを収めて気持ちを静めて早く眠りにつかせる働きもある。
もし適量を越えたアルコールを飲み続けると、睡眠薬と同じ原理でアルコール摂取が慢性化し少量では逆に眠れなくなるという現象が起こる。寝酒の習慣にはくれぐれも気をつけてほしい。
参考資料:産経新聞 神経ツボで深く短く眠るより

健康コラム

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