ある雑誌に面白い記事があった。それは匂いで病気の診断ができるという「嗅診」である。通常、医療の現場で検査として行われるのが「問診」、「触診」、「聴診」そしてレントゲンやMRIなどの画像診断を含む「視診」がある。我々医療の現場ではドクター個人の多くの経験や感受性から来る感性で匂いの診断を考えることは多分にあるのではないかと思う。
例えば私の場合、患者さんを診察する上で「触診」、「問診」、そして検査に入ったときに意識はしなくとも患者さんから発する気というかフィーリングで何かを感じることがある。それがある意味では「嗅診」かもしれない。例えば脊椎カリエスの患者さんの場合は硫黄の匂い、糖尿病の場合は甘い匂いがし、胃炎の場合は呼気に酸味の強い匂い、また風邪の場合鼻につく匂いなどを感じることがある。いわゆる嗅診なのかもしれない。ただし「嗅覚」は「視覚」と異なり明確な方法(計測器)がなく、検査者による個人差が出てしまう。
匂いが嗅ぎ分けられるのに使うのは呼気である。人は体調の変化が呼気に匂いとなって現われてくるようである。その意味からいって匂いは病気の診断をするのに何らかの役に立つように思える。
参考資料:OhmyNews より
健康コラム
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