![]()
歳をとって当然白髪が増えてきてもそんなには気にならないものだが、最近小児(特に幼児)の頭髪に白髪が出てきたと体の悩み相談に書いてあった。小学生の白髪は私の患者さんの中にも時々見られるが、それでも数本程度である。白髪といえば40代を境に増えてくるのが普通であるが、なぜか若年層に出始めたのは驚きである。
白髪になるかどうかは人が持っているメラノサイトと呼ばれている色素細胞のメカニズムで決められる。そのメラノサイトの活動が弱くなってくるとメラニン色素の生産が低下したり、停止したりして色が脱落して着色できなくなって白髪になる。
髪は頭皮の中でつくられ、最初に毛が生えてくる時は色がつかず透明である。そこにメラニン色素が生産されると色がついてくる。つまり白髪は色がない髪の毛なのである。
なぜ小学生や幼児にまで白髪が出てくるのか。私に言わせればこの世の中、ストレス(精神的、食的、構造的)が多く、悩みが多いのが現状である。先天的疾患ならともかく後天的に表われる白髪はまさに現代の盲点をついた現象ではないだろうか。それを明かしていかないとますます白い頭の幼児があちこちに出てくることも十分考えられる。医療の専門家のみならず親御さんも十分に子どもたちのことを考えてあげるべきなのではないだろうか。
参考資料:産経新聞 より
Drの四方山日記(488)
コメントする