2008年3月アーカイブ

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506.jpg 先週の金曜日辺りから桜のつぼみが開花し、関東一円桜が咲きほこった。私も土曜日の診療後、スタッフ3人と伊豆へ旅をした。旅と言っても1日半だけであったが十分春の趣を堪能することが出来た。伊豆の海岸線を走ると山のあちこちで桜が咲きほこり、春の風情を思わせた。
我々は伊東の小室山の桜を見物した。特にここのしだれ桜は見事に花を咲かせ、訪れる人の心を和ませた。
日本の桜の起源は古く平安時代にさかのぼる。当時は公家たちの目を愉しませるものに過ぎなかったが、それが武家社会に浸透し、江戸時代の寛永年間三代将軍家光の寄進により再興の折、境内の一隅に桜を植林したことが現在にいたっていると言われている。
伊豆でも伊豆高原や大室山の桜の里は山一面が桜で覆われ、地元民や旅する人に心の安らぎを与えるものとして多くの人が訪れたようだ。我々もその恩恵に預かり、花見をすることが出来た。
梅と違い桜は“日本人の心の花”として親しまれており「ああ、春もたけなわだ」と思わせるから不思議である。まさに世間は“春爛漫”である。ただお花見となると桜の名所に一堂に集まるため、道路は交通ラッシュでたどり着くのに一苦労した。

Drの四方山日記(506)

K34.jpg 昨日、歯医者に行った時、ふと見た雑誌に面白い特集が載っていたのでご紹介したい。
それは以前、学校でも奨励していた「8020運動」で、いま歯科医師会でも“歯は健康の源”をキャッチフレーズに患者さんの歯を守る運動を推進しているようである。
現在、総務省が発表している80歳以上の人口は713万人、65歳以上の高齢者人口は2744万人おり日本の人口の21.5%に達しているという。
たしかに歯が健康であれば好きなものが食べられる。そして食べることは体の健康を保つ基本であり、歯周病や虫歯のない健康な歯が必要になる。丈夫な歯があれば何でも咀嚼でき、美味しく味わうことができ、歳をとってくると残存歯数の減少や唾液の分泌量が少なくなってきます。唾液には口の中の浄化作用が強いため唾液の量が減ればそれだけ口の中が汚れる。その意味からも歯をいかに残すかということが重要になる。
みかけは若くても歯が丈夫でない人は結構いるが、若いときからしっかり歯磨きをし、年に何回か予防のため健診を受けることを勧める。
もちろん歯に関わらず、骨格や筋肉の均等を図ることが内臓を保護することにも繋がるので、日頃から手入れを忘れず健康な人生を送りたいものだ。
参考資料:日本歯科医師会「歯の学校」 より

健康コラム

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505.jpg 「タタ・モーターズ」は単なるインドの自動車メーカーではなく、IT、鉄鋼、電力、ホテル、食品など91社を傘下に22万人を有するグループ企業である。
2004年にはADRへ上場し、2007年の売上高は72億ドル(約8000億円)に達した。まさにインドの最大財閥であり、現在はインド経済の最重要企業として注目されている。
では、なぜこの財閥がインド1の金持ちになれたのだろうか。
それはインドのカースト制度にあるようだ。インドでは80%あまりが「ヒンドゥー教徒」でカースト制度という身分制度に縛られ、自分で自由に職業を選ぶことが出来ない。ところがこの会社の人たちはペルシャからやってきた「ゾロアスター教徒」だったため自由に職業が選べて商売することが出来た。そしてインド国内で急成長を遂げられたのと、社会貢献として従業員だけではなく国や地域に多額の寄付をして名声を上げていった。その寄付金の額がなんと25億円にも上るという。そのため国が潤いますます伸びて、現在の財閥を作り上げたと言われている。
それにしてもインドの一財閥が世界の名ある大企業を買収して伸びていくということを誰が想像しただろうか。米国もサブプライムローンで経済が冷え込んでいるだけにインドや中国、南アフリカなど新興国などが欧米や日本などの先進国に提携や買収を持ちかけるケースは今後も十分に考えられる。世の中も変わってきたものだ。

Drの四方山日記(505)

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504.jpg インドの自動車メーカー「タタ・モーターズ」が英国の高級自動車「ジャガー」と「ランド・ローバー」を23億ドル(約2300億円)で買収したというニュースが全世界を駆け巡った。我々凡人には「タタ・モーターズ」なる会社は一体どんな企業なのか興味深いところである。
1945年、商用車販売を中心に設立。98年に乗用車市場に本格的に参入した。米国自動車大手「フォード」を皮切りに2004年、韓国のNo.2と言われる「大宇」のトラック部門を買収し、2005年「MGローバー」、2006年イタリアの「フィアット」と提携。2008年タイの「ピックアップトラック」を傘下に商業車(バス・トラック)部門で急激な成長を遂げた。そして今回の「ジャガー」と「ランド・ローバー」を買収となった。その裏にはアメリカビッグ3の長びく不振がある。
そんな中急成長したインド、中国などの新興国の自動車メーカーが主役に躍り出てきて世界の自動車業界にとって脅威となってきた。特に低価格で販売する車に対して日本の自動車メーカーも、うかうかしていられない。
ともかく今の時代なんでも資本と資金力があればあらゆる部門に参入し、買収するようだ。おかしな世の中になってきたものだとつくづく思う。
我々が幼少の頃は自動車と言えばアメリカ車、成人時代は欧州車がブランドとして名をとどろかせたものである。もちろん現在我が国のトヨタ自動車が世界のトップとして君臨しているが、いつ外国の資本力で乗り込んでくるか分からない。21世紀に入ってその様相が如実に現われているのも時代の流れだろうか。
参考資料:ロイター通信 フリー百科事典 毎日新聞 より

Drの四方山日記(504)

W27.jpg その「飽食の時代」に登場したのが「フードバンク(食べ物の銀行)」である。品質に問題がないのに包装の不都合やラベルの貼り間違え、容器に傷があり(売り物にならない)食品を有効的に活用していこうという動きが広がっている。特に企業が廃棄する食品や飲料、家庭で使われていない賞味期限切れ前の食品などを生活困窮者、児童養護施設や福祉施設に配給する仕組みが出来つつある。関西ではNPO法人が積極的に事業展開をしているようだ。
しかし私に言わせれば、大体アメリカを真似て賞味・消費期限切れで捨てさせたり、作り過ぎたり、買い過ぎたり物を簡単に捨てることに問題があるのではないか。
既に5年前に行政が指導した「食品リサイクル法」で食品廃棄物を今年度まで20%減らすように業者に義務付けたりしているが、さほど効果が上がっていないようだ。母体がアメリカであるマクドナルドでは今まで作り置きしておいて10分後に廃棄していたハンバーガーを見直し、消費者から注文を受けてから調理する方法に変えてきた。またセブンイレブンなどはおにぎりや弁当などの消費期限のチェック回数を増やし期限の2時間前にならないと棚からおろさないようにしている。
もともとリサイクルは欧米のもので日本には“もったいない”という意識があり、必要以外は作らなかったはずだ。それが意に反したことをやるだけやって何がリサイクルだと言いたい。もっと作る側の「意識の改革」やただ“もったいない”と言うだけの消費者にも「意識の喚起」を求めたい。

話題シリーズ

W26.jpg 日本はいまや世界一豊かな国となった。その中でも食生活は欧米に比べ食べたいものが殆どというくらい食べることができる。その豊かになった食生活の裏で無駄に捨てられてしまう食品が増え続け、今や社会問題にもなっている。
何しろ毎日、清掃工場に大量の食べ残しや賞味期限切れが運び込まれている。戦後間もない頃は食べるものすらなく、切り詰めた食生活を送っていた。あれから50年あまりの間に高度成長とともに日本人の食生活が豊かになり、その結果一番恐れていた「飽食の時代」になってしまった。
昔は農家から出された野菜や果物が店頭に並んだり、色々な工場でつくられたお菓子などの飲食物が小売店に並んだものだ。そして今みたいに大量買いにせず、切り売りをして紙袋や包装紙などに包んで売っていた。それがビニール袋やプラスチック製のもので包まれたり、入れられたりしてきたためダイオキシンなどの環境問題にまで発展してきた。
昔はいちいち廃棄物を分別しなくても捨てられたが時代とともに可燃、不燃、資源などに分けられて処分しなければいけなくなってきた。なんでも見栄えがよく、便利で、体裁が良ければ良いんだという考え方から今日のような環境問題に発展していったことを忘れてはならない。
欧米、特にアメリカの文化や生活習慣をあまりにも真似しすぎたために今日のようなにっちもさっちもいかない状況を作ってしまった。 “もったいない、もったいない”と言いながら、平気で売れ残った食品や賞味期限が切れた食品、さらに食べ残した食物を平気で捨てている現状を見ると何をかいわんやである。これも「飽食の時代」がもたらした弊害である。
参考資料:読売新聞 産経新聞 より

話題シリーズ

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503.jpg 土曜日、診療を終えてから長野新幹線に飛び乗り軽井沢へ向かった。軽井沢駅では家族が迎えてくれて、夕食後にクリニックの保養所である奈良原に行った。長野の東信地方は想像したより暖かく素朴さが残り、休養するには絶好の環境である。
保養所は湯の丸高原に行く途中に奈良原温泉があり、自然に囲まれたその一角に保養所であるログハウスがある。私たち家族やクリニックのスタッフなどが利用している施設である。

長野に来て自然はもとより、何が楽しみかというと地元で取れた旬の食材をもとにつくる山菜料理やそばだ。今回も美味しい信州そばを食した。旬の野菜をてんぷらにして揚げ、そばの芽からつくったそば、朝摘んできた山菜を煮物にした料理をご馳走になった。
東京の雑踏から離れて自然一杯の長野で食べるそばは最高である。その上、天然から湧き出る温泉に浸かればこのうえない幸せである。
自然を満喫して再度人や車で混雑し、ビルが立ち並ぶ東京に帰るのは嫌になってしまう。しかし不思議なものでこの大都会にいればそれなりに住めば都になってしまうのは不思議なものである。

Drの四方山日記(503)

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502.jpg 作家の赤川次郎さんの著書が500冊を突破したということを聞いて驚いた。赤川さんといえば「三毛猫ホームズ」、「三姉妹シリーズ」、「赤頭巾ちゃんリーズ」がベストセラーでそのほかにも「セーラー服と機関銃」、「マザコン刑事」など数え上げればきりがないくらいの小説を書いている。
赤川さんは32年前の1976年に文壇デビューし、1977年にはすでに長編第一作を刊行した。軽妙でユーモラスな書き方で読む人の心をつかむ作品は、世代を問わず多くの読者を持ち、ベストセラー作家中の中でも奇才な才能を発揮している。毎年10?20冊前後の作品を世に出しているというから驚きである。現役の作家でもこれだけ書いた作家はいないのではないだろうか。
ちょうど500冊目にあたる「ドラキュラ城の舞踏会」はこの1月に出されたというからぜひ拝読してみたいものである。以前「シャーロックホームズの冒険」を読んだことがあるがミステリーでありながらミステリーっぽくでない書き方はユニークで面白い。私も15冊程度著作があるが、毎回診療の合間に原稿を書いているのでいつも四苦八苦する。たとえ本業とはいえ500冊とは途方もない数である。
今回の記録を区切りにして600、700冊と素晴らしい本を世に送って欲しいものだ。ともかく拍手を送りたい。
参考資料:読売新聞 より

Drの四方山日記(502)

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501.jpg 石原都知事は新銀行東京への税金投入が問題になっているところに加えて今度は自分の息子で画家である四男の公費支出をめぐり、やはり野党から追及をうけている。再建の見通しも無いのに経営を続け傷口を大きくしているところに今度は身内を起用して都の公費を海外出張費や絵画購入にあて、自分の肝いりで造った「東京ワンダーサイト」も一見四男の事業会社のようにすらなっているのは如何なものかと言いたい。まさに石原一族の“私物化だ”といわれてもしょうがない。
国や自治体が問題を起こすと決まって言われるのが監査がなぜしっかりやらないんだと言う人がいるが、残念ながら民間と違い国及び都道府県などの公共機関や法人では天下りや身内がなる場合が多くなあなあになり問題や事件が起こって初めてことの重大さに気付く、この体質が無くならない限り「税の私物化」はなくならない。
石原都知事に対する期待が大きかっただけに、今回のような公私混同は独裁者といわれても仕方がないと思うのは私だけだろうか。残りの都知事としての任期切れまで都民の為に“精神誠意”努めて欲しいものである。

Drの四方山日記(501)

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500.jpg 先月の26日以来、新銀行東京の追加出資について議論がなされ、今月の11日に開かれた東京都議会予算特別委員会で野党が石原慎太郎知事に対して追及した。その内容は400億円の追加出資案についてどうするかという問題である。

すでに新銀行東京は2005年4月開業以来今年3月期決算までで累積赤字が1000億に達する見通しになった。その債権の見通しも無いのに経営を続け傷口を広げるということはもっての他と非難され集中砲火をあびた。
しかし石原都知事はそれに対する責任謝罪もなく、逆に「私の一存で全て決めてきたかのようにいわれているが膨大な組織の中で私一人の発想で行政が動くはずがない」と開き直った。もともと新銀行東京は2003年に石原都知事の選挙公約の中に「資金調達に悩む中小企業救済すること」に基づき都知事の即断で設立された。いわゆる石原銀行である。自分で設立しておきながらいざ焦げ付いてしまうと当時の責任者のせいにし、自分はあたかもアイディアを言っただけに過ぎず、いまさら私のせいにされることは不愉快だと逆ギレする。まるでわからず屋の小学生並みの発言には都民の一人としてガッカリさせられる。私も高い税金を都に収めている者としては期待が大きかっただけに腹立たしく思う。
参考資料:読売新聞 J-CASTニュース より

Drの四方山日記(500)

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499.jpg テレビを観ていたら驚いた。10代の女の子を対象とした『東京ガールズコレクション』が開催されたというニュースであった。モデル、タレント、雑誌モデルなどがファッションショーに出て、ショーで身につけた洋服を会場内でリアルタイムに携帯やPCから買うことができるというものである。
一見新しい試みだと普通は驚くのであろうがこれは既にヨーロッパなどで行われており、今年行ったトルコでも行われていた。

レザーのファクトリーで、実際にファッションショーを行いその場でモデルの着ている洋服をオーダーするというものであった。
そして隣でディスプレイされたものを購入するというシステムである。もし「一部気に入らない」とか、「もっとアクセサリーを付けたい」といったときは一部直しをしてくれ次の訪問地まで届けてくれるというものである。
実は私もファッションショーに飛び入り出演させられた。そこまでやられると一着位は買わなくてはいけないという気持ちにさせられる。
これも商魂というものである。外国をみれば日本のこれからが良くわかるということの一例である。

Drの四方山日記(499)

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498.jpg 先週初め、大阪市で発覚した59億3000万円脱税事件は日本中を驚嘆させた。金融業や不動産業など手広く事業を展開した父親が一代で75億以上の資産を残して亡くなり、娘二人がその遺産のうち約50億あまりをダンボールや菓子箱および紙袋に無造作に詰め込んで自宅の車庫に隠していた。捜査に入った大阪地検特捜部の捜査員たちは何かサスペンス映画のシーンを見させられた思いではなかったであろうか。

過去にこのようなシーンを描いた映画があった。1962年フランスの大スター、アラン・ドロンが演じた『地下室のメロディー』では、強奪し隠していた大金がプールの底から浮き上がり札束が水面を覆いつくした。あるいは強奪した札束が追跡され空港で宙に舞ったハリウッド映画もあった。
ともかく最近の世の中は映画や劇画が現実になってくることが多くて驚かされる。余談ではあるが59億円というのはどれくらいなものかと想像させられる。財務省関係者によると一万円札による一億円の重さが約10キロ相当の重さがあり、59億円だと590キロにも達するそうだ。想像しただけでもめまいがする。
これだけの大金があれば夕張市など財政が破綻したところに回せばどれだけの人が助かるのかとつい思いたくなる。この人たちの金銭感覚は一体どうなっているのだろうか。日本の社会はまさに歪んでいると言わざるを得ない。
参考資料:産経新聞 読売新聞 より

Drの四方山日記(498)

S71.jpg 昭和ノスタルジーの対象になるのが、昭和30年代以降の社会情勢を再現した映画など多く製作されている。『ALWAYS 三丁目の夕日』『となりのトトロ』『フラガール』『メトロに乗って』『バブルへGO』『クレヨンしんちゃん』など数え上げればきりがないくらい増えている。
そのきっかけとなった『三丁目の夕日』の続編も製作されている。
漫画の世界も外国の名作や日本の昔流行した作品が復刻版として発売される。

また音楽の世界も、ビートルズやカーペンターズ、ABBAなどのものからタイガーズ、ジャガーズ、ブルーコメッズ、テンプターズのグループサウンズから演歌の三波春夫、水原弘、橋幸夫、千昌夫、美空ひばり、畠山みどり、ペギー葉山など懐かしい歌手の歌がまた復活し若い人に歌われているようだ。中にはカバーされているのもあるようだ。

あまりにもめまぐるしく近代化の波が早く訪れ、なかなかその波に乗れずにいるなか、昭和を懐かしむレトロブームが再来していることが私だけではなくても中高年には嬉しい限りである。
歴史は繰り返されるという言葉があるように娯楽だけではなく政治の世界も歴史をもう一度見つめなおして、道徳・倫理や情緒を重要視して日本の品性にあった舵取りをして欲しいものである。

世相シリーズ71

S70.jpg 以前、映画『男はつらいよ』で有名な葛飾柴又にある寅さん記念館を訪れたとき「昭和の下町の風景」が再現されていた。まさに昭和レトロである。
我々の小さい頃流行したベーゴマ、メンコ、軍人将棋、駄菓子、衛生ボーロなどの品々が展示され、昭和25?30年代前半の町が精巧な模型で再現されていてとても懐かしかったのを覚えている。
その他、お台場一丁目商店街(デックス東京ビーチ内)、昭和の暮らし(江戸東京博物館内)また、新横浜ラーメン博物館では実際の町が作られている。
このレトロブームがきっかけになったかは知らないが、青梅市に新しく郷愁のレトロ映画の町が作られた。そこには『鉄道員』『駅馬車』『ティファニーで朝食を』などのポスターが大きく飾られ、何か“昭和ノスタルジー”を感じさせてくれる。
もちろん日本の名作映画のポスターも飾られていく予定だという。まさに現代的な言葉で言えば“テーマパーク”を思わせる。

レトロブームは2004年を皮切りに今も尚静かなブームを続けている。
以前「いつも昔のことばかり思い出しているのね」と若い人によく言われていた。しかしこのブームであまり言われなくなってきた。おかげで昭和ノスタルジーを懐かしむことができる。

世相シリーズ70

S69.jpg 最近、歳をとるとともに昔を振り返ることが多くなってきた。
我々団塊の世代は戦後の激動の時代を生きてきただけに色々なことを体験・経験をしてきたように思う。
私が小さい頃は戦後の何もない時代から少し物が出回った頃に育っただけに高度成長から成熟期を終えて、閉塞感ともいえる現代社会へと変遷し生きてきた。それにも関わらず最近の日本は失業、リストラによる収入減少。年金、税金、医療費、介護費そして社会保険料の負担増しによる可処分所得の減少などで老後すら生活設計をもできず、これから先の見えない不安感に襲われ、肉体的・精神的に疲れ果てている。
そんなとき映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の大ヒットでレトロブームや昭和ノスタルジーが人気を集め、その影響で我々昭和30?40年代くらいまで流行した曲が再度多数リリースされ、中高年のみならず若い世代にうけている。

どんな時代になっても、前向きに生きようとする活力がみなぎり“家族”や“義理人情”、“あったかさ”を感じられたのが昭和中期から後期だった。そこに我々は郷愁を抱くのである。
参考資料:ALL About フリー百科事典 産経新聞 より

世相シリーズ69

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497.jpg 日本人にとってお互いの情報交換のために名刺は欠かすことのできないものである。そこに新たにユニークな「食べられる名刺」が登場した。それは落花生に気持ちを込めたメッセージを刻印し、相手に伝えるというものである。もちろん落花生以外にも印字はできるがユニークさからいえば落花生に社名・氏名・電話番号を刻印するのが面白いし、相手の意表を突く。
このサービスは昨年12月、お祝い事のお赤飯を炊くときにつかう小豆一粒一粒に、気持ちを込めたメッセージを印字したことが始まりであるようだ。なにも落花生だけではなく米や豆、乾麺(うどんやパスタ)にも刻印可能というから驚きである。お中元、お歳暮それにノベルティーなどにも用いるのもいいのではないだろうか。
ピーナッツを使って宣伝するのはよく居酒屋の箸置きや会社の休憩室や応接室などにコーヒーなどと一緒に置いて来訪してくる方に味わっていただくのも宣伝効果としては良い。
今は、何でもアリの時代だからこういう方法も自分を売り込んだり相手にインパクトを与えるには効果抜群である。
参考資料:excite news より

Drの四方山日記(497)

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496.jpg もし自転車の三人乗りが容認されたとしても、果たして今のママチャリで対応できるのだろうか。前と後ろに幼児を乗せて、なおかつショッピングバッグをも付帯して安全な運転ができるのだろうか。安全性を考えたら警察庁も安易に容認できないはずである。
もし大きな事故を起こした場合、行政が責任を取れるのだろうか?また自転車を売った店が責任を取るのだろうか?などの問題が必ず生じてくる。「自転車協会」としても非常に難しい問題ではないだろうか。
例えば警察庁から要請されている事項は「重心を低くしてぐらつきをなくし転倒をしづらくしたり、三輪車にする」である。この通りやれば当然今までの価格より値段が上がることが考えられる。ましてや都心部の狭い道路を走行するには不向きである上に、機動性が悪いとなれば主婦たちは進んで新しい自転車を買うだろうか。疑問である。それこそ我々の税金を使って支援するしか方法がない。

自転車も今までのあやふやな規則ではなく自動車やバイクのようにきちんとした交通ルールを設けつつ、子育て支援をしていくべきである。

Drの四方山日記(496)

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495.jpg 昨年10月愛知県新城市の市道で67歳の男性が高校生の運転する自転車に衝突して、死亡するという事故が起こった。今までも全国で自転車による事故はあとを絶たず今や社会問題にまでなっている。
今年の2月に従来の2人乗りの禁止に加えて、携帯電話をかけながらの運転、傘を差しながらの運転などの行為を違反としたばかりなのに今度は自転車の3人乗り(6歳未満の幼児対象)は容認するということはどういうことなのか理解に苦しむ。
この国の行政(道路交通法)は一体どうなっているのか、少子社会の育児支援や女性の社会進出の観点から容認しようという考え方は分かるが、お母さんたちの強い要望やNPO団体組織による圧力で方向転換するのはいかがなものか。子育て中の母親の方々の要望に答え、きちんと検討しようということなら警察庁、都道府県公安委員会、有識者などで検討会を組織し、どうすればベストかを審議し決定していくべきではないだろうか。どうも日本の行政はその場主義で判断することが多いように思えてならない。
参考資料:産経新聞 毎日新聞 より

Drの四方山日記(495)

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492.JPG 今年に入ってからは天候が一定せず、寒かったり暖かかったりと気温の変化が著しく変わって、健康をキープするのが大変である。クリニックにも体の変調を訴えて来院される方が跡を立たない。
しかし3月に入り少しずつ気温も高くなって春らしい陽気が続いてきた。これから暖かい春になってきそうなのは嬉しいことだ。
気象庁の3?5月の3ヶ月予報によると平均気温は全国的に高く、暖かくなりそうだ。梅の季節が終わり桜の季節に入ってくる。なにか荒んだ気持ちも青空とともにスッキリとし、仕事にレジャーに気持ちを駆り立ててくれそうだ。こういう季節がやはり日本人には一番いいようだ。
私も時々近くの公園や川辺をウォーキングをしながら季節の移り変わりを楽しんでいる。これからは小鳥のさえずりや桜の季節に入るので何か心がウキウキしてくる。
皆さんもぜひ散策して春を間近に近づいた春を満喫してください。

Drの四方山日記(494)

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493.jpg このタイトルを見ると、「嘘だぁ!?」と、誰しもが思いたくなる。このニュースが発せられたのは最先端技術を有するアメリカだというから驚きである。マイアミで行われたカンファレンスで電子メールに関する議論が行われ、その結果メールはもはや時代遅れで後進的であるという意見が多く出たという。
その中の一人であるGoogleのエンジニアであるMr.Kevin Marksは「電子メールはもはや場違いの古いアイディアだ」と語った。さらにMarks氏は「電子メールは一部のユーザー間ですでに過去のものとなっている。若い世代のユーザーはすでに電子メール等は使いたがらない」とし、それに変わるものとしてソーシャル・ネットワーキング・サービス(日本でいうmixiなど)を利用したりして安全性を確保しているようだ。
その理由の一つとして、あまりにも増え続けた迷惑メールが大きく影響しているようだ。それによってある有名な電子メールプロバイダーの機能停止が相次いでいる。電子メールがなくなるかというのではなく、電子メールはあくまでも大学や銀行などへの通信手段として今後は使い続けられるようであると指摘している。

我々団塊の世代にはインターネットのみならず携帯電話すら覚えるのが必死であり,やっと覚えたと思ったらそれはもう古いと言われ、また新たな挑戦を強いられ全く頭がパンクしそうだ。これも時代の流れであり致し方なのかも知れない。
参考資料:CNET JAPAN より

Drの四方山日記(493)

 日本がなぜ「20歳成人」に設定したか。私なりに調べてみたところ、どうやらフランスの民法や中国の「礼記」を参考に採用したからのようである。江戸時代まで15歳で元服させ成人とした。女子は13歳で髪上げと称して成人としたようだ。その理由は男女問わず生理的に大人として成熟している、特に子どもを作ることが基準となった。そのため色々な支障や問題が起きたため明治に入り議論された結果、「20歳の成人」と設定したようだ。

しかし現代社会において若者はすでに音楽、スポーツ、インターネットなどの分野で大人と同じように社会参加している。その意味から言っても「18歳の成人」に下げることで、がんじがらめに閉塞した日本社会をある意味で活性化させることができるのではないだろうか。
どんな理由にせよ、成人になる年齢を2歳下げることはこの国が円滑に生活をしていく上で有効なのではないだろうか。ただ最後に一つ、教育について現在4年制の大学を卒業すれば22歳である、いまの大学生が18歳で成人を迎えてから勉強し社会に出るにはなにか抵抗がある。それは未熟さが残るからである。かたや18歳で大人になり、かたや4年かけて社会に出ることが果たして同じに取れるだろうか。それらのことはしっかり政府が中心になって諮問委員会などを開いて大いに議論すべき問題である。単なる祭日の日にちを変えることとは意味が違うということを認識して欲しいものだ。
国民みんなが納得した「18歳成人」説を期待したい。

世相シリーズ68

S67.jpg この問題について私見を言わせてもらえば、どの回答も自分中心の場当たり的考え方やただ時流に乗った発想に過ぎないのではないかと思えてならない。
たとえば18歳前後の少年による事件、それに対する刑罰が必要でありそのためには20歳未満を少年としていることに疑問を感じないのであろうか。もう一つは選挙権を18歳に引き下げて若者の政治参加を促す動きである。何より最近の大人は政治参加する意志が低く、国政に対して意識が希薄だ。18歳の年齢に下げて若者に選挙権を与えて権利と義務を押し付けることが果たしていいのか。それと日本人の国際社会に対する考え方が欧米中心になっているのも気にかかる。なんでも欧米諸国に追随すれば良いというものではない。欧米諸国が「18歳成人」を実施したのは1960年代から70年代にかけてであるからである。

イギリスにいたっては1968年に実施したくらい歴史が浅い。それは学生運動や若者の社会への不満行動が活発化したことに対してのためであったようだ。アジア・アフリカなど開発途上国の場合は欧米諸国とちょっと理由が違うようだ。それは民族紛争が絶えず起こるため若者を兵士として徴用しようと18歳で国の為に命を懸けさせるために設定したと記述されている。

世相シリーズ67

S66.jpg 政府が成人年齢を18歳に引き下げることを検討しているという報道がなされた。この話題はすでに2007年の成人式の時「18歳成人」説の是非について議論がなされたことがある。
今年になって政府やマスコミ各社が全国世論調査を積極的に行った結果「18歳成人」に反対する回答が60%を占め、賛成が36%であった。男女別では女性の66%が反対、男性52%が反対という結果であった。その反対理由としては「精神的にいまだ未熟であるから」が約70%を占め、「18歳で飲酒・喫煙させるのが心配だから」が約16%、その次に多かったのが「親の承諾なくいろいろ契約が結べるのが心配だから」が約14%であった。さらに年代別にみると男性30?50代の層は反対と賛成がほぼ五分五分だったのに対し、女性はどの年代も反対だと答えた人が約60%超であった。これは当然といえば当然である。18歳前後の子どもを持つ母親においては反対意見が約73%を越えたという。
それに対し、賛成だと答えた人の理由は「若い世代に自覚を促しより責任を持たせることができるから」が約60%を超え、「十分に義務責任を取れる年齢だから」が約30%、少数意見では「欧米各国が18歳成人を認めているから」という回答もあった。

確かにこのような世論調査などを判断材料にすることはいいのだが、この問題のように個人、国ともにこれからの社会に大きく影響がもたらされることは、もっと調査・議論して慎重に決めることが大切であるということを認識して欲しいものである。
参考資料:産経新聞 毎日新聞 朝日新聞 より

世相シリーズ66

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492.jpg 桃の節句といえば女の子の節句と誰もがすぐに連想できるくらい日本人の社会に浸透している。
昔から日本には五つの節句(七草がゆ、桃の節句、端午の節句、七夕祭り、菊の節句)があり今日まで伝わっている。その中でも桃の節句(ひな祭り)は女の子の厄除けと健康祈願のお祝いとして、お七夜やお宮参りと同じく女の赤ちゃんの健やかな成長を願う行事として行われためが現代まで継承されている。
しかし、最近は住宅事情や日本人としての自覚が薄れたのか積極的に日本古来の儀式というか行事をやらない家庭が多くあるのはとても残念だ。
我が国には先人が教え伝えた素晴らしい節句があるのだから、親が率先して行えばそれが子に伝わり、子がまたその子に教えて日本のよさを知ることになる。このことで若い世代の人間形成に役立ただせることにつながり、世界に誇れる“日本の美徳”として後世まで言い伝えられることは間違いない。
その意味からも地域や学校など教育の場でも日本古来の行事を子どもたちに語り伝えてくれればと思う。もちろん気持ちの問題ではあるが、あまり簡素化せずにきちんと日本の節句をお祝いして欲しいと願うばかりである。

Drの四方山日記(492)

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491.jpg 世界の身長の推移については理解できたが、我が国ではどうか。
成人男性の身長について面白いデータがある。それは縄文時代から現代までの平均身長の変遷は次のようになっている。

縄文時代は平均身長が158センチであった。それが古墳時代では163センチ。江戸末期から明治時代前半は平均身長がなんと約155センチと最も低くかったというデータがある。その後、100年の間に現代人は食糧事情の改善も手伝って身長が急激に伸び、1970年ごろには平均身長が165センチくらいになり現代では平均身長は172センチ前後、女性は159センチと伸びてきたようだ。もちろん身長については遺伝的なものが大いに関わってくるが、それだけではなく食糧問題や家庭環境も身長が伸びた要因の一つである。

しかし、このまま欧米人並みに日本人の身長は伸びていくのだろうという希望的観測があるが、実際には日本人の構造的機能から言えば平均身長は1970年代以後生まれた日本人では止まりつつあり、そろそろ限界にきていると専門家が述べている。
身長も大事だが肥満を元とする体重の方にもう少し目を向ける必要があるのではないだろうか。

Drの四方山日記(491)

2009年6月

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