その「飽食の時代」に登場したのが「フードバンク(食べ物の銀行)」である。品質に問題がないのに包装の不都合やラベルの貼り間違え、容器に傷があり(売り物にならない)食品を有効的に活用していこうという動きが広がっている。特に企業が廃棄する食品や飲料、家庭で使われていない賞味期限切れ前の食品などを生活困窮者、児童養護施設や福祉施設に配給する仕組みが出来つつある。関西ではNPO法人が積極的に事業展開をしているようだ。
しかし私に言わせれば、大体アメリカを真似て賞味・消費期限切れで捨てさせたり、作り過ぎたり、買い過ぎたり物を簡単に捨てることに問題があるのではないか。
既に5年前に行政が指導した「食品リサイクル法」で食品廃棄物を今年度まで20%減らすように業者に義務付けたりしているが、さほど効果が上がっていないようだ。母体がアメリカであるマクドナルドでは今まで作り置きしておいて10分後に廃棄していたハンバーガーを見直し、消費者から注文を受けてから調理する方法に変えてきた。またセブンイレブンなどはおにぎりや弁当などの消費期限のチェック回数を増やし期限の2時間前にならないと棚からおろさないようにしている。
もともとリサイクルは欧米のもので日本には“もったいない”という意識があり、必要以外は作らなかったはずだ。それが意に反したことをやるだけやって何がリサイクルだと言いたい。もっと作る側の「意識の改革」やただ“もったいない”と言うだけの消費者にも「意識の喚起」を求めたい。
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