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「タタ・モーターズ」は単なるインドの自動車メーカーではなく、IT、鉄鋼、電力、ホテル、食品など91社を傘下に22万人を有するグループ企業である。
2004年にはADRへ上場し、2007年の売上高は72億ドル(約8000億円)に達した。まさにインドの最大財閥であり、現在はインド経済の最重要企業として注目されている。
では、なぜこの財閥がインド1の金持ちになれたのだろうか。
それはインドのカースト制度にあるようだ。インドでは80%あまりが「ヒンドゥー教徒」でカースト制度という身分制度に縛られ、自分で自由に職業を選ぶことが出来ない。ところがこの会社の人たちはペルシャからやってきた「ゾロアスター教徒」だったため自由に職業が選べて商売することが出来た。そしてインド国内で急成長を遂げられたのと、社会貢献として従業員だけではなく国や地域に多額の寄付をして名声を上げていった。その寄付金の額がなんと25億円にも上るという。そのため国が潤いますます伸びて、現在の財閥を作り上げたと言われている。
それにしてもインドの一財閥が世界の名ある大企業を買収して伸びていくということを誰が想像しただろうか。米国もサブプライムローンで経済が冷え込んでいるだけにインドや中国、南アフリカなど新興国などが欧米や日本などの先進国に提携や買収を持ちかけるケースは今後も十分に考えられる。世の中も変わってきたものだ。
Drの四方山日記(505)
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