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先日、NHKのインタビュー番組「人生の生き方」を見ていて感じるものがあった。それは楽天イーグルス監督である野村克也氏が母親のことを話されていて、涙があふれるシーンを見て私もジーンとするものがあったのだ。野村氏は3歳の時、父親を亡くし、病弱なお母さんと兄の3人暮らしをしていた時、家は貧乏で家計を助けるため小学生の頃から早朝に新聞配達をしていた。配達を終えて学校に行くと校門の前で待ち構えていた同級生たちに「そんなボロッちい服を着て恥ずかしくないのかよ」と言われ、惨めな思いをした。あんまり悔しい時はそのまま家に帰って大声で泣いたこともあった。
昔は社会の格差が大きくいじめっ子がはびこっていた。ただ、現代と違うのは親も教師も毅然としていじめっ子に対応していた。
南海ホークスのテスト生となってからは月給がもらえるようになり、合宿費を差し引かれると4000円残った。そのうち1000円を家計の助けになればと母親に仕送っていた。後で知ったが母親は仕送ったお金を全て預金していた。もし息子が野球をクビになって戻ってきたときにと思って、蓄えていたというのだ。
私も恩師を通じて野村夫婦とは何回か食事をご一緒したことがある。その折、野村氏より直接詳しい話を聞いたことがあるだけにNHKのインタビュー番組を見たとき私も涙した。
野村氏が経験したように私の家庭もやはり幼少の頃の暮らしは豊かではなかった。その為、兄が毎日朝早く新聞配達をしていたようだ。
私が生まれた頃はその当時より家計がすこし良くなってきたため、そういう苦労をせずに済んだのだがその時のことを思い出した。
参考資料:NHKテレビ 産経新聞 より
Drの四方山日記(517)
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