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昨年の正月インドを訪れた際、色々な寺院に野良犬が沢山いた。インドの野良犬は殆どが狂犬病にかかっていると言われ、人懐っこい感じがして外国の旅行者がなでようとして噛まれ、命を落とすことが多くあるようだ。
私が訪れたときもあちこちに痩せ細った野良犬が出没し、物ほしそうに我々に近づいてきたことがあった。しかし、インドへ行ったら野良犬にだけは絶対に触ってはいけないし、うっかりしっぽなど踏んだりでもしたら大変だと聞いていたので気をつけていた。
がその野良犬たちがなんと赤ちゃんの命を救ったというから驚きである。22日、インドの東部ビハール州の村で捨て子にされた女の赤ん坊が泥の中に置き去りにされていたものを三匹の野良犬が異常に吠えて住民らに知らせた。それも犬たちは置き去りにされている赤ちゃんの周囲の泥をどけて、吠え始めたというから素晴らしい。
インドでは野良犬は馬鹿にされているが今回のお手柄で野良犬たちも人間たちにいくらか近づけたようで良かったのではないだろうか。
話は変わるがインドでは稼ぎ手となる男児は大切にされる傾向があり、女児はあまり大切にされず捨てられたり、子どものいない夫婦に引き取られたりするのも珍しくないという。インドもIT産業を始めとする工業の発展は著しいが、一般庶民の生活はいまだ豊かではなく、家畜や犬などを飼っていくのが大変でその結果捨てられて今回の犬たちのように野良犬が増え続けているようだ。
参考資料:ロイター通信 より
Drの四方山日記(519)
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