「人民より五輪」の中国

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531.jpg 12日、中国四川省で発生した大地震は当初予想されていたよりも被害がじん大で昨日までの被害者状況は死者1万2千人、負傷者2万6千人にも上るという。さらに生き埋めのままにされた人は約7万人もいると言われている。このままでは一体どれだけの被害に拡大するかは中国国民にとってはまさに恐怖である。
どうも中国という国は大きな出来事があると不思議に不幸なことがついてくるようだ。1976年に起きた唐山地震の時にはなんと24万もの死者を出した。この年には周恩来と毛沢東の中国両指導者が相次いで亡くなり、また江青ら4人組が逮捕されるなどまさに激動の一年であった。それと重なるように今回、中国の国家威信を懸けた北京五輪の年にチベット騒乱や四川大地震が発生したのも何か因果めいているものを感じる。
世界各国では聖火リレー騒動を起こしているし、チベットの問題は未だ解決せずにくすぶっている。その上、今回発生した大地震で半ば五輪どころではないはずであるが、中国政府にとっては地震災害に対する救援活動も重要であるが五輪も大切である。
まさに踏んだり蹴ったりである。世界各国が救援を申し入れ、日本政府も万全を期して救援活動に行こうとしたが、それに対し中国政府は「受け入れ態勢がしっかり整っていない」との理由で拒否し続けている。
その裏にはどうも大地震が起こった四川省はチベット人が多く住んでいるため、極力外国人と接触して欲しくないのではと勘ぐりたくなる。
国内の聖火リレーを縮小して国民から理解を得ようとしているが、救援活動は時間との戦いである。それなのに支援の輪を広げようとしない中国という国は我々日本人には理解できない。“人の命より聖火が大事というなら人民を守る権利はない”といわれても仕方がない。早く万全の救援で多くの人を救って欲しいと思う。
参考資料:産経新聞 より

Drの四方山日記(531)

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