「バイキング料理」に一考察

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581.jpg 最近はどこのホテルや会館に行っても「バイキング料理」である。好きな料理を好きなだけ食べる「バイキング」は今や幅広い世代で支持を得ているようだ。

そもそもわが国にはじめて「バイキング料理」が入ってきたのは50年前の1958年のことである。東京・帝国ホテルで日本最初のバイキングレストランがオープンし、話題を集めた。
肉、魚、野菜などの料理が食卓に並べられ、自由に取り分ける北欧の伝統料理は日本人にとって今まで見たことのない夢の料理であったという。
ただ、あまりにも豪華すぎて昼は1200円、夜は1500円。当時このホテルの宿泊料が1800円であったというから驚きである。しかし、連日行列が出来るほどの大盛況だったという。

確かに「バイキング料理」は好きなものを自由に楽しめるが、その反面、食べもしないのに食べ放題というだけで山盛りにしたお皿をいくつも自分のテーブルに集めてしまう。なかには仲間で行って大量に取ってきて突っつきながら食べ散らかす光景は誰が見ても格好良く見えないし、恥ずかしさすら感じられる。
私も海外に行くと朝食や夕食がよくバイキングになることが多い。貧乏性のせいか食べもしないのにやたらに盛ってきて妻に怒られたものだ。
ヨーロッパでは取ってきた食べ物は残さないということがバイキング料理のマナーである。
しかし、普段食べられないものが食べられるという好奇心から日本人はお皿いっぱいに盛って半分も食べないうちにまた次を取りに行こうとする。そのせいか過食しすぎて体にとってもあまりよくない。
このままではメタボリック症候群をあおることになりそうだ。
最近の会社は社食にバイキングを用いたり、学校の給食に採用しようという動きがあるようだが、栄養が偏ったり肥満を助すする要素があるので、私は止めたほうがいいように思う。食事は腹8分目が体には最もいいことをお忘れなく。
参考資料:産経新聞 週間マナー美人 より

Drの四方山日記(581)

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