信じられないニュースが飛び込んできた。米国のコーヒーチェーン「スターバックス」が業績不振で来春までに600店舗を閉鎖し、従業員も1万2千人人員整理するという。
スターバックスといえば米国では大都市のみならず、地方でもコーヒー最強ブランドとして絶対的人気を誇る最大手のコーヒー店である。
スターバックスは「スタバ」や「スタバキアン(スタバ派)」という言葉も生まれ、地域活性化の象徴とも言われている。そのスターバックスがここ数年、過剰出店やマクドナルドなどファーストフードチェーンの競争激化のあおりを受けて、1992年の株式公開以来、初の赤字決算となり670万ドル(7億円)の純損失となったようだ。
10年前サンフランシスコに住む友人が電話するとよく「今、スタバにいるんだ」と言っていたのを覚えている。
スタバはIT業界の客層を主体に全米各地に浸透したいわゆる薄目のコーヒーが主流のアメリカにおいて、初めて本格的な濃目のコーヒーを提供したのが受けたようだ。
米国にはタリーズ、シアトルズベストなど世界のコーヒー文化を変えたものがあり、その一番先駆けになったのがスタバである。
その影響か大都市と違い、地方に浸透したスタバが無くなるということは、また薄めのコーヒーに戻るということになるので、地方を中心に全米各地で「わが街のスタバを救え!」と存続運動が起こっているようだ。
幸い、今のところ日本への影響はなさそうであるが、マクドナルドやドトールなど巻き返しを図れば日本のスタバにも影響を与えそうだ。
ともかくみんなが喜んで味わえるコーヒーを提供して欲しいものである。
参考資料:産経新聞 イザ! より
世相シリーズ89
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