ノーベル賞受賞者がスウェーデン王立科学アカデミーで発表された。日本からは4人(益川敏英氏・京都産業大教授、小林誠氏・高エネルギー加速器研究機構名誉教授、南部陽一郎氏・米シカゴ大名誉教授、下村脩氏・ボストン大学名誉教授)がノーベル物理学賞および化学賞を受賞した。ノーベル賞の中でも物理学賞はもっとも難しいと言われ、今まではほとんど欧米人が中心に受賞していた。今回日本人3人が同時受賞したことは喜ばしい限りだ。加えて化学賞も日本人が受賞するという快挙を成し得た。もしかすると文学賞も受賞するかもしれないと国民は期待している。
ノーベル賞には物理学賞、化学賞、生理学・医学賞、文学賞、平和賞そして1968年から設立された経済学賞がある。面白いのはそれぞれの賞は4ヶ所で選考される。特に物理学賞、化学賞、生理学・医学賞はノーベル賞の中でも最高権威を持つと言われている。
1900年初頭までは、人種差別あるいは誤った業績への授与で非欧米人には受賞させなかったが、1930年インドのチャンドラセカール・ラマン氏が物理学賞を欧米人以外では初めて受賞した。過去にも日本人がすばらしい研究・業績を発表しエントリーされながらも受賞しなかった。その中には野口英世氏や北里柴三郎氏がいたと言われている。やはりこの世界最高のノーベル賞にもこういう歴史があったようだ。これを機に欧米人のみならず世界の素晴らしい研究業績者に公正にノーベル賞を贈ってほしいものだ。
参考資料:フリー百科事典 より
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