第一回日本統合医療学会参加して

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641.jpg 12月6・7日、九州・福岡市の九州大学医学部百年講堂で第一回日本統合医療学会が開催され、私も参加した。学会といえば日々の研究成果や臨床活動などの発表や情報を交換し、医療の健全な発展をより促進するためのものである。その記念すべき第一回日本統合医療学会(名誉会長 渥美和彦東京大学名誉教授、会長 久保千春九州大学病院長・教授 )が、心身医学研究の発祥の地である九州大学医学部で行われたことは意義あることだと思う。特に近年の医療の崩壊は目に余るものがあり、われわれ国民にとって不安以外の何ものでもない。

641b.jpg西洋医学をはじめ東洋医学、世界の伝統医学などがお互いに手を携えて国民のための理想的な医療を実現すべく開催されたものだ。世界の医療はいまや統合医療をめざして変わろうとしている。特に西洋医学一辺倒だった先進国も代替・相補医療を本格的に取り入れ、真の医療を目指す方向になってきた。そのせいか今回の学会には医師・歯科医師・看護師・理学療法士・カイロプラクター・臨床心理士・ヨガ・気功師など多くの医療分野で活躍する人たちが全国から集まり、大きな会場が立ち見が出るほどいっぱいになるのを見て、日本の医療の現状がいかに切迫しているのかが垣間見た思いがする。

この統合医療学会という名称もおそらく2010年以降、統合医療の統合がとれて真の医療学会になっていくのではないかと思われる。日本はその点、世界の医療先進国からかなり立ち遅れていることは否めない。その意味からも今回の学会参加は私としても大きな転換を迫られた気がする。医学の父ヒポクラテスの言う「患者のための医療」でなければならないと強く感じた学会参加であった。

Drの四方山日記(641)

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