![]()
このところ、犯罪が多発しているが、その中でも高齢者による犯罪が急増し、社会問題に発展している。なぜ、刑法犯全体では減少しているのに65歳以上の高齢者による犯罪が増えているのか。その理由は生活苦や不十分は福利制度にあるようである。
高齢者の犯罪別で最も多いのは万引きなどの窃盗犯で全体の65%、自転車泥棒などの横領が22%その他殺人などである。もちろん男女の違いはあるが、どちらにしても将来の生活苦、あるいは老人特有の孤独感や健康に対する不安が犯罪の根底にあるのではないだろうか。
例えば窃盗の動機では男性の7割近くが生活の困窮で、女性は節約や物欲感から万引きにおよぶ場合が多い。何か世の中の不安定さが大いに影響しているようだ。私もこれから高齢者の一人になっていく。おそらく社会的な孤立や経済的な不安を深刻な問題として抱えてくるだろうし、年金などの福祉に対する問題も増大してくるのではないか。確かに世の中にとって犯罪は許される行為ではない。その中でも特に殺人や人を傷つける行為は論外だ。もちろん万引きや窃盗はいいとは言えないが、高齢者の実情を考えるといくらかの情状酌量の余地があるのではないか。高齢者の犯罪が起こらないような世の中を作ってほしいものだ。
参考資料:琉球新聞 より
Drの四方山日記(643)
コメントする