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今月14日、世界中が驚嘆した。それはイラクを電撃訪問したブッシュ大統領の記者会見中にイラクのテレビ記者が4.5mの距離から突然、大統領にめがけて2度に渡って靴を投げつけた。特に2回目の時にはこの記者が「夫を失った妻、親を失った子からの贈り物だ」と叫びながらだった。
靴は残念ながら!?大統領の素早い身のこなしで当たらなかった。イラクでは履物は体の下にあるため、相手に靴を投げつけることは最も屈辱的な行為とされている。以前にもフセイン大統領の銅像を倒した際、多くの民衆が倒れた像に靴を投げつけたという。今回の記者の行為は職業的道徳から言えばいけないことではあるが、米国がイラク戦争を始めたことに対する批判としてはイラクのみならずアラブ諸国や中国からも「反米闘争の英雄」として賞賛の声が上がっている。
世の中面白いものでこの投げたシューズが"時の人"ならぬ"時の物"となり、いまやオークションにかければ10万ドル以上の値がつくという。そのせいでイラク、トルコ、中国がこのシューズの製造元だと名乗り小さないさかいが起こっているという。ともかく靴メーカーによると今まで1万そこそこの売れ行きだったものが、事件後約37万足の注文が舞い込んでいるという。ところで当事者であるご本人は拷問にかけられ謝罪しているという。
この事件は米国とイラクの関係がいかにギクシャクしているのか物語っているようだ。イラクも情勢が落ち着き、幸せな日々を送るよう願うばかりである。
参考資料:TBSラジオ より
Drの四方山日記(650)
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