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米国の金融破たん以後日本の景気も後退し、何か殺伐とした時代に入ってきたようだ。年初めともなると「さあ今年はどんな目標をたててがんばろうか」という気持ちになるものだが、今年は例年と違い全てが不景気風にあおられ、庶民の財布の紐が硬くなっているようで、消費を控えているため国としても立つ瀬がない状態に追い込まれている。
昨日の衆議院予算委員会では麻生首相が昨年からの公約であった定額給付金が年度内に支給しきれないとの発言をし、国民をがっかりさせている。そこへ持ってきて派遣労働者の問題も深刻になり、今や政治も経済もにっちもさっちも行かない状況だ。こういうときに怖いのが、それぞれ国民が「自分だけよければいいんだ」という考えに走り自分勝手に行動してしまうことだ。
さらに危惧されるのは犯罪である。自分さえよければ他人はどうなってもいいんだという考えは精神的に異常な行動を誘発し、国民間で諍い(いさかい)が起こりやすくなる。いわゆる島国的考え方に走ってしまうことである。最近でどちらかといえば日本人の品格は失われ、米国的合理主義に物事を考える人が多くなった。だからこそもう一度人間性を取り戻し、日本人の持つ"道徳心"や"倫理観"を高めて行動・思考をするべきだ。そうすれば、この不況も何とか乗り切り以前のような明るい世の中になるのではないか。
Drの四方山日記(658)
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