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 近年、日本人の忘れ物(遺失物)が増え続け、駅・空港・デパートなどの出入りの多い場所での忘れ物が極端に多く処置に困っているようだ。何しろ、忘れ物の総数が230万件、28億円だと言うから驚きである。忘れ物で一番多いのは傘で一日3300本、二番目が衣類(マフラ、コートなど)、三番目が財布など小物だという。集めてみるとまるでちょっとしたデパートである。これだけの忘れ物があるのに返還率が現金で74%、物が20%である。これらの遺失物は3ヶ月保管されて、リサイクル業者が買い取り、安くリサイクルショップで売られるようである。

私が昔住み込みの書生をしていたとき、2つ上の先輩が、いつも素晴らしい傘を持っているので、「先輩、いい傘持ってますね。高いでしょう?」と尋ねると、「あ、これ!! 駅の遺失物室に行って、頂いて来るんだよ」というので、それ犯罪じゃないというと、「大丈夫 大丈夫!! 駅としても一つで持っていてくれた方が、助かるから・・・・!?」とわけの分からないことを言っていたのを覚えている。彼によると当時の遺失物室はいろいろな忘れ物で、"まるで雑貨屋みたい"だったという。この当時でそうだから、今みたいに豊かな時代だと、まさにデパートである。
国民一人ひとり気をつけていれば、おのずと忘れ物も少なくなるのではないかと思う。
参考資料:テレビ朝日 より

Drの四方山日記(660) 

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