2009年2月アーカイブ

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688.jpg 日本のカルチャーが世界に浸透してきた。日本時間23日に米国ハリウッドで第81回アカデミー賞の発表が行われた。日本からは2作品が受賞した。1つ目は外国語映画賞に選ばれた「おくりびと・Departures」だ。これは「死」をテーマに描いた異色の作品で、見る人の心を掴む作品であったようだ。日本でも興行収入30億と予想外のヒットを続けた。

以前、伊丹十三監督の「お葬式」という映画作品があったが、これをもっと繊細にしたものが今回の作品である。この作品の主役本木雅弘氏は十数年前にインドを旅した際、死者を送る儀式を目にして、生と死が隣り合う「死生観」を体感した。それを是非生命の尊厳を表現した作品にしたいと長年温めてきた思いをプロデューサーに打ち明け、今回の作品になった。

今回外国語映画賞には一時イスラエルの作品が選ばれるであろうと予測されていたが、「死」という普遍的なテーマを扱ったこの作品が、文化の違いを超えて評価されて受賞につながったのではないか。

2つ目の「つみきのいえ」は12分の短編アニメーションであるが、これはおじいちゃんと家族の絆をじんわりと見る人の心に訴えかける作品であった。

今回のように2作品がダブル受賞したことは素晴らしいことであり、日本の映画が世界に誇るものとして評価された結果だ。いわば日本のカルチャーが世界に浸透した1つの出来事であった。ただ1つ、作品に対して水をさすことになるかもしれないが、アカデミー賞の影に政治的意図がなければいいと願うのは私だけだろうか。1つのことの裏には必ずいろんな力が働いているということを忘れてはならないという思いをもった。

Drの四方山日記(688)

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687.jpg   先々週の土曜日、私の身内がスキーで転倒して右脚の下腿部を2ヵ所骨折した。スキー骨折は体を捻りながら体重をかけるため螺旋状に折れる場合が多く、治るまでにかなりの日数が必要になってくる。しかし入院した整形外科病院は日本でもトップクラスに挙げられ、臨床例が多く最新の医療機器や手術方法を用いて対応している。

今回の骨折に対しては『創外固定術』を行うという。この固定法は骨折部を挟んで骨に刺入されたピンを体外のフレームで固定する方法である。今回用いたのは単支柱式フレームで片側のみ固定するUnilateral型だったようだ。

院長の説明では、この創外固定法は湾岸戦争の負傷者に用いられたもので、アメリカ医学界ではかなり研究され、今では開放骨折や骨盤骨折などに用いて成果を挙げているようだ。この方法は1843年に発表されて以来、古くはイタリアなど各国で使われていたが、1951年にソ連(当時)の整形外科医ガヴリエル・イリザロフ氏によって骨折治療用固定器としてリング型のものが考案・開発された。それ以来、骨折部の整復固定および骨延長などに使われるようになった。日本では1989年に初めて導入され、その後飛躍的な進歩を遂げていったようだ。

創外固定術のメリットはしっかり固定でき、術後すぐにリハビリ治療ができるので骨のつきが早く関節が固まることが少ない。デメリットとしては手術の必要があり体に傷が若干でき、また金属を抜く手術が必要になってくる。とは言え、ギブスが必要でなくなるし、切開手術と違い傷もわずかしか残らないので、日本でも多く用いられるようになってきた。

どんな方法を用いても複雑な骨折が完全によくなればそれに越したことはない。医学は日々研究されている。安全で安心して受けられる治療法が増えることを期待する。

Drの四方山日記(687)

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686.jpg 最近不況の影響により、若い人たち特に男性の考え方に変化が起こっているようだ。例えば、デートの際に昔なら「オレに付いて来い!!」といった積極的な男性が多かったが、今は節約をして質素にというデートが主流になってきているようだ。またサラリーマンがなかなか上がらない給料を節約する為に、弁当を持参する人が増えているようだ。

ただこの弁当は女性の様に、何段かになっていて色鮮やかなものとは違い、1段でご飯とおかず1品、後は簡単な果物程度のものらしい。また最近の若者は女性が肉食、男性が草食と言われている。社会にとってそれが良いか悪いのかはわからないが、不況の時代になると女性が強くなるのは世の常のようだ。

若い男性にはもっと趣味を持ってほしい。広く浅くてもいいので、多くのことを学んでもらい、自分の経済観念をしっかりと持ってたまにはおいしいものを食べる。これがこれからの若者を成長させる源になるのではないか。確かに節約をすることは重要だが、節約ばかりしていないで若者には自分の才覚でもっと大きく羽ばたいてほしい。「オレが天下を取るんだ!!」というぐらいの考えをもって望んでほしいというのが、私の願いである。
参考資料:日経ビジネスオンライン より

Drの四方山日記(686)

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685.jpg 20日午前11時50分ごろマニラ発成田行きのノースウエスト航空機が銚子沖の上空で乱気流に巻き込まれ、乗客ら9人が手や足を骨折するなどの重傷、34人が軽症を負った。同機は成田空港の周辺上空で着陸待機中で、機長が天候と高度のアナウンスをしている時、突然大きく揺れた。

同時間に成田空港上空で同じく待機していた日本の航空機は事前にシートベルト着用サインを出し、乗員が徹底を図っていた為けが人は出なかった。日本航空の機長は「乱気流による事故をふせぐには、車のように常にシートベルトをしているしかない」と話す。

私自身も昨年末から年明けにかけてのメキシコ視察旅行の際に乱気流にあった。その時利用した航空会社はアメリカン航空であったが、事前に機長が乱気流にあうことを察知し、早い段階でのシートベルト着用サインを出していたのでかなりの揺れがあったが、けが人などは出なかった。

ただこの時もかなり大きな揺れではあったので恐怖を感じた。乱気流にあったことのない人ほどシートベルト着用サインが消えると外してしまうという。だが飛行機を利用する限り天候不良や乱気流は当然つき物である。何が起こるか予測のつかない空の旅では、常に自分自身が安全に気を配らなくてはいけない。
参考資料:産経新聞 より

Drの四方山日記(685)

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684.jpg 先日のブログでも取り上げたが、中川前財務大臣が14日のローマG7会議での「朦朧会見」を、最後まで原因はカゼ薬や腰痛の薬の併用だったと強調していた。しかし会見の直前に記者らと会食し、その際ワインを口にしていたことや、昼食会を抜け出してワインを飲んでいたことなどが明るみになり疑惑は深まるばかりである。

さらには一国の代表として耳を疑う事実まで判明した。この「朦朧会見」の後、当初から予定に組み込まれていたイタリア視察の一環で、バチカン博物館へ向かった。現地の大使が案内をする形で、中川氏一行は館内を回ったが、中川氏は館内を自由に歩き回り、その際触ることを禁じられている石像を2回ほど触り、その内1回は警報ブザーがなったというのだ。

私も以前バチカン美術館に見学に行ったことがある。世界的に大変貴重な展示品が多い為、警備は思った以上に厳重であった。しかしその時はかの有名な絵画「最後の審判」の修復に日本テレビが協力したことで、日本人には寛容で近くまで寄らせてもらったのを記憶している。

疲れていたものの、酒臭くはなく酔っている様子はなかったというが、一国の代表が、マナーすら守れないとは、日本国民にとって恥ずかしいことこの上ない。「美術が好きで触ってみたかったようだ」と言われていたが、ことはそう安易な問題ではない。まるで子どもである。マナーを守るという暗黙の了解があるからこそ、美術品は皆が見ることができ、学ぶことができるのだ。
参考資料:産経新聞 より

Drの四方山日記(684)

K56.jpg マスクのいろいろなタイプについては先週に記述したが、果たして立体やジャバラのマスク、またファッション性の高いマスクで効果があるのか。マスクはもともと咳やくしゃみの飛沫に含まれる病原菌やウィルスを取り除くことが目的である。咳1回で約10万個のウィルスが2?3mくらい飛び、くしゃみ1回で約200万個のウィルスが3?5m先まで飛ぶと言う。何しろウィルスや細菌は目に見えないほど小さなものなので、マスクで完全に遮断することはできない。ただウィルスや細菌が飛び散るのを抑えることはできる。

マスクの最大の利点は低湿低温の環境を防ぐことができたり、ウィルスや細菌の侵入を3割くらいは減らすことができる。まだ感染していない人が予防として使うのではなく、すでに感染している人が次の感染を防ぐという意味ではインフルエンザ対策としても有効のようだ。昔のように何度も使うものではなく安いマスクでもかまわないので使い捨てのものがよい。

またマスクは花粉症対策にも効果がある。特に不織布は繊維が不規則に並んだ構造をしているため花粉が付着しやすくなっている。マスクは自分の顔にフィットし隙間のないものを使用すると、高い安いに関係なく効果がある。マスクは文明の発達と共に作られたもののひとつだ。ともかく自分にあったマスクを選んでほしい。
参考資料:日本経済新聞 より

健康コラム

K55.jpg マスクといえば白くて四角いガーゼ地のものがイメージされるが、ここ1?2年のうちに大きく様変わりし、病人に用いるというより一つのファッションになりつつある。マスクも個性や機能を競う時代になってきた。

人間の顔は凹凸があるのでそれにフィットするようなマスクの開発が以前より叫ばれていたが、いまやその問題を解決するマスクがたくさん出ている。立体型、蛇腹型、色柄物、密着性の高いもの、めがねが曇らないものなど多種多様である。中にはマスクの内側に花の香りをしみ込ませたもの、アロマオイルなどをフィルターに付けたものなど我々の年代からすれば驚きの連続である。

以前はマスクと言えば繰り返し使うものがほとんどだったが、今の時代売れすじの9割以上が使い捨てマスクとなっているようだ。そこへさらにびっくりするものが登場した。それは鼻の中に装着するノーズマスクピットである。これは接客業など、マスクをして仕事ができない人のために開発されたもので、装着していても周りからはわからない。使用感は多少の息苦しさを感じるが、鼻で呼吸ができるし香りも感じることができる。マスクをしたいがメイクが崩れることを気にする女性など、利用者が増えているようだ。

もちろん上記のマスクは花粉症や空気の悪いところで主に使われることがほとんどであるが、果たしてインフルエンザなどのウィルスの感染を防ぐのに役に立つかどうかは疑問である。それらの目的も解決する合理的なマスクの登場を期待したい。
参考資料:朝日新聞 テレビ東京系「ワールドビジネスサテライト」 より

健康コラム

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683.jpg 時代も変わったもので男性の専売特許であった「ふんどし」が今女性の間で流行しているという。確か30年前、一流のファッションモデルを治療したときの会話の中で、「私たちモデルさんはショーツをつけないで男性用のふんどしをアレンジしたものを着用しているのですよ」と聞いたことがある。「下着の線が出ないし、締め付け感がないので重宝しています」とおっしゃった。

それがなんと今になって女性用ふんどし「パンドルショーツ」と名前を変えて登場してきた。このショーツは締め付け感がなく、肌の敏感な女性にとても喜ばれている下着である。またウンナナクールというブランドからは「ななふん」という商品も出ている。フワッしていて開放感があり、通気性や吸湿性がいいためムレなく着け心地がいいようだ。

女性の下着と言えば、化繊でつくられたものが多いがそのデメリットを無くすためオーガニックコットンの素材のものやガーゼ生地のものなどが肌にやさしく、若い女性にも人気を呼んでいる。また紐で調節できるので、フリーサイズになっている。一見女性にとっては「ふんどし」という名前は抵抗があるようだが、美容と健康を考えて利用する人が多い。若い人の抵抗を少なくするため、レースや花柄などいろいろなデザインのものが用意されているのでこれからも利用者が増えていくだろう。

Drの四方山日記(683) 

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682.jpg 昨日、以前より依頼を受けていた講演を兼ねた講義(2時間)をしにオーストラリア公立マードック大学・インターナショナルスタディセンタージャパンの健康科学部に行ってきた。
代替医療の未来を担うカイロプラクティックの医療者を教育するオーストラリア認定の大学でCCAA(太平洋州カイロプラクティック教育審査機関)の認可を取得している養成校である。このマードック大学の運営責任者で学長の川西陽三氏は米国パーマー大学の私の後輩でもあり、かねてより臨床家である私は特別講義をしてほしいと頼まれていた。それが今回実現した。

学生やこれから卒業する人たちに正しくカイロプラクティックを理解してもらうため、私流にまとめたものを講話した。タイトルは「カイロプラクティックの歴史と現状」として約1時間、あとは30年間の臨床歴を踏まえて画像を用いて話した。まだ新しい学校なので学生もういういしく真剣に学ぶ姿勢には、教える私もついつい熱が入った。こういう学生達が上手く育ち、開業してくれれば多くの病人を救うことができ、社会に貢献できるのではないか。

今、医療そのものが危機にひんしている時だけに、カイロプラクティックを含めた代替・相補医療が必要になってくる。その担い手として大きく育ってくれることを願ってやまない。

Drの四方山日記(682)

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681.jpg 私の子供の頃、政治家と言えば地方を代表する偉大で信頼できる人と思っていた。それが最近の政治家は政治献金のごまかしはするは、失言や暴言をするは、公約は守らないは、酔っぱらって記者会見はするはなどその言動や不祥事に国税を払っている国民として腹が立つて仕方がない思いである。政治家は不祥事や事件を起こしても役職の辞任や離党で逃れてしまう。余程でないと逮捕されることはない。これが民間だったら即、警察沙汰になり逮捕されるケースが多い。この違いは国を代表する政治家だけに与えられた特権であると言っていしまえばそれまでだが、こういったことチェックするオンブズマン的な機関が必要ではないだろうか。それが真っ当に納税をしている国民の権利である。

政治家の資質の劣化が進んでいる日本であるがその中でも民主主義を履き違えて何でもやればいいんだという考え方は政治家としていかがなものか。例えばテレビのバラエティ番組のようなおちゃらけ番組に出演したり、趣旨がはっきりしない対談番組に出演したりしているのはどちらかと言えば、衆愚政治の再来ではないだろうか。これは決して民主主義とは言えない。

それと今回の中川財務相の失態会見問題もしかりであるが、政権の中枢にいる政治家の無能さには目を覆いたくなる。その代表格が日本のリーダーである麻生総理である。もともと喧嘩好きではあっても喧嘩上手ではない総理があたかも万能のように振舞っているが、現実は政策すら通すことができない状況にあること自体が無能であると言わざるを得ない。また今の政治家は自分の保身や選挙で勝つことだけを最重要課題においていることに問題がある。もっと国民生活の向上に尽力する国際社会に影響力のある政治家が多く出ることを期待している。

Drの四方山日記(681)

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 ローマで開かれた先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)に日本の代表として中川昭一財務相兼金融担当相が出席した。アメリカの金融危機以来世界が不況で混迷している時だけにどうしたらそれぞれの国にとってベストであるかを会議する場でもあった。会議終了後とはいえ公人として記者会見に臨んだ以上は日本の財務金融のトップとして責任ある発言をしなければいけない状況で、なんと酩酊(めいてい)状態で臨みろれつが回らず目もうつろな様子で話した。これはまさに日本の恥である。そしてその模様が世界に向けて流されたとなれば破廉恥な出来事と言われても仕方がない。


これでは政治家として失格である。それを麻生首相をはじめ自民党執行部および公明党の太田代表が擁護するとは政治の劣化である。また風邪薬の飲みすぎなどと理由をつけその場を逃れようとする政治家独特の言い訳は国民として腹が立つし見苦しい。このところの政治家の不祥事や失言の多さにはいったいこの国の政治家の姿勢や資質はどうなっているのかと疑う。


経済危機の真っ只中にある今、日本の国の閣僚として一番大事なポストにあるのは財務大臣のはずである。もっと毅然とした態度で臨んでくれないと日本丸は沈没してしまう。こういう大臣は自ら進退をはっきりさせやめて欲しいと思っている人が多いのではないだろうか。野党も問責決議だけではなく国民をも含めた運動を展開し与党の不正を正して欲しいものだ。
参考資料:産経新聞 より


Drの四方山日記(680)

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679.jpg 週末に長野県東御市のリゾートに一泊だけ行ってきた。この時期の長野はいつもの冬なら一面真っ白な雪が車窓から見えるのだが、今回は雪もなく山肌が露出している珍しい風景だった。この日は東京で20℃を越え、長野で14.5℃もあったぽかぽか陽気だったが、山の上は3℃と下界よりもやはり寒くストーブをたかなくとも床暖房は必須だった。

話によると今年は暖かいせいか、スキー場の積雪量が少ないようだ。雪質もあまりよくないのでスキー客も例年並みには来ていないらしい。長野と言えばこの時期は私の故郷富山同様山一面が真っ白のはずだが、今年は暖冬のせいか例年ほど雪が見られない。

ログハウスの白樺の木も年月とともに太くなり、10年ちょっと前に植樹したときは果たして立派に大樹として育つか心配であったが、地元の木を植えただけにしっかり育っている。白樺の木は30本くらい植えても数本しか成長しないと言う。しかし白樺の木は長野の山には欠かすことができない景色のひとつだ。例年なら韮が食べられる時期だが芽もあまり出ていないと地元の人が教えてくれた。

仕事を終えて新幹線で一時間半足らずで来られるが、なかなか忙しくて頻繁に来ることが難しい。しかし一日でも時間が空けばゆっくり地元の温泉に入れて疲れた体を癒せて最高である。また時間をつくって来ようと思う。

Drの四方山日記(679)

W43.jpg 毎日テレビを見ていると画面の右角に小さな文字で「アナログ」と表示されているのが、いつも気になる人が多いのではないだろうか。最初にこの表示を見たときは、私は、何か故障箇所があって出ているのではないか思ったものだ。この、アナログ放送を残すにはアナログ用設備を残さなくてはならず、それももし送信機に寿命がきた時は、また更新しなければならない、つまり放送局としてはデジタルとアナログの両方を出し続けなければならない訳で、本当のところ放送局としてはデジタル化への移行は迷惑のようだ。

地上波デジタル放送を受信するには、地上波デジタルチューナー内蔵のテレビやDVDレコーダーが必要で、主要な方法としてケーブルテレビと契約するかUHFのアンテナをたてる必要がある。もし、今のアナログテレビでどうしても見続けたいという人は、単体のチューナーを購入し、同じくケーブルテレビと契約するか、既存でたっていなければUHFのアンテナをたてる必要がある。
但し、私の知る限り地上波デジタルチューナー内蔵のビデオデッキは無いと思うので予約録画は出来ず今と同じ生活をするのは困難だろう。併せて、BSもアナログからデジタルへ変換期なので不自由は、余儀なくされてしまう。

テレビ局はデジタル放送に移行することを大々的に宣伝するだけではなく、移行時のテレビの見方や用意しなければいけない機器の情報などを、番組の中でしっかりと時間を取って伝えるべきである。
それと、故障していなければ買わなくても良いテレビをわざわざ買う訳だから、生活保護の人以外にも助成金を考えるべきではないだろうか。
お年寄りなど機械に弱い人には何が起こっているのかわからないのではないか。誰にでも分かるようにきちっと説明するべきである。

話題シリーズ43

W42.jpg 今やテレビは生活の中でなくてはならないものになっている。そのテレビ放送に変化が起こっている。それは今までのアナログ放送から地上デジタル放送に変革するというものである。日本国民の大半はこの変革システムが2011年から実施されることは知っているが、なぜ、このシステムが実施しなければならないのかについてはご存知でないのではないか。そこで今回はこれについて分かりやすく説明しようと思う。

「アナログ放送が終了するのはなぜですか?」という問いに、ある自治体は「アナログ周波数変更対策に電波利用料を使用する為、電波法が改正されたためです」と答えているが、私を含めて一般の人にはちょっと理解しにくい。この変革システムを指導する総務省は「電波はテレビ放送や通信などあらゆる面で利用されているが、無限に使われるものではないのに、携帯電話の異常普及とインターネット(無線系)などの実用化が加わり、新たな電波の供給ができなくなった。つまり電波が枯渇してしまった」のが今回の実施になったと説明している。

つまり地上放送をアナログ放送からデジタル化することにより情報容量を圧縮させるという新しい試みである。これにより今までテレビ放送で使用していた電波の帯域を少なくできることになり、そこに新しいサービスを活用するための方法である。電波という限られた資源を有効に使うためには、1チャンネルあたりの占有帯域を狭める必要があるのでデジタル化に踏み切ったようである。今回のように大きく変革するものは過去にも、ビデオレコーダーのVHSとベータの競合、携帯電話の第二世代から第三世代への移行など、科学の進歩は著しくなかなか我々団塊の世代を含めた年配者には荷が重い。文明の発達は全ての社会をも変えていく力を持っている。
参考資料:TBSラジオ より

話題シリーズ42

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678.jpg 近年の大学生は就職内定が早すぎるのではないかという世論がある。確かに早く進路を決めてしまうと学生は勉強しなくなるし、就職活動がない分だらけてしまう学生が多いようだ。3年生の4月5月に内定してしまうと何か卒業してしまったような錯覚を覚え、卒論もいい加減になって来る。場合によると大学の授業も受けなくなりバイトに明け暮れる学生も出てくる。

また今の経済不況だとあまり早く決まってしまうと実際に就職するまで本当に会社が残っているか不明だ。よって青田買いではなく4年生の夏以降に決まるほうが学生にとっても頑張ろうとやる気が出るし、学業に対しても集中して取り組めるので良いのではないだろうか。

人間は絶えず何か課題と取り組んでないと、気力がわかないもので、気力がわいたときに就職すれば研修しやすいし、人材の配置も自ずとスムーズになるのではないか。企業側も早い時期の青田買いではなく、慎重に学生を見て、判断していくことが本当に欲しい人材を採用することができうると思う。ましてやこういう不安定な時代こそ優秀な人材を必要とするだけに、企業側ももう一度採用方法を見直すことが企業の発展につながると思う。

Drの四方山日記(678)

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 世界の経済困難はいろいろな形で表れている。食生活もしかりで、今世界で最も人気があり、多くの人が食べている食品は「カップヌードル」など即席めんである。簡単で数分で食べられて値段が安ければ自然と手を出しても不思議ではない。わが国でも即席めんの消費量は一年間で26億食と言うから驚きである。

世界で最も貯蓄する国は日本とドイツと言われた時代があったが、ドイツは東西ドイツの統合によって生活が厳しくなったせいか、貯蓄が急激に落ちたという。しかし日本だけは経済観念がしっかりしていると言うか、しっかり預金を持っている。それに見習えと米国の公認会計士協会が米国国民に預金するよう訴えている。フィンランドでは逆に国が人々に預金しないよう呼びかける広告を展開しているという。それは消費しなければ景気は回復しないという考え方からである。英国では貯金箱を用意して貯蓄するように国民に訴えているが、なかなか思うように行かないようだ。余分な現金があれば銀行に預けるよりも貯金箱に入れることを薦めている。チリでは危機をもじった名前を使って割引価格のものを多く宣伝消費を促している。どこの国でも金融危機はもろにその国の経済を左右するので大変である。

職の面でも同じであり、米国のマイアミ市で消防士35人を募集したところ、なんと1000人以上が並んだという。いかに金融危機がいろいろな方面に影響しているかがわかる。一人ひとりがしっかりした生き方をしていけば自ずと世の中の流れも変わるのではないか。
参考資料:exciteニュース より

Drの四方山日記(677)

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676.jpg 金融危機の影響で国内企業の業績が落ち込む中、レジャー産業として人気を誇っているのが東京ディズニーランドやディズニーシーを運営する((株)オリエンタルランド)である。2008年2月より6月頃まで一時的に株価は落ち込んだが、それ以降は上昇の一途である。「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」「ハウステンボス」など他の施設が苦戦している中、順調に入園者を増やしている。その好調さの理由はどこにあるのだろうか。確かに首都圏という立地のよさはあるが何と言っても園内に一歩入れば非日常的空間にアトラクションや乗り物、パレードなどが存在し、訪れたファンを満足させてくれるものがあるからだろう。それが飽きさせない大きな理由ではないだろうか。

景気の減速で海外旅行を取りやめた人たちが、国内特に安くて楽しめて、そして夢を与えてくれるディズニーランドに向かうのも不思議ではない。ともかくこのディズニーは施設は奇抜さもさることながら、何より他のレジャー産業との大きな違いは、従業員による高品質のサービスの提供ではないだろうか。来場した入園者を最高に感動させてくれ、きめの細やかな接客でもてなしてくれる。いつ行っても従業員のモチベーションが高く、自然とリピーター客が戻ってくる。これが東京ディズニーランドの強さの秘訣である。

東京のディズニーランドが利益を上げているから、米国も好調かというとそうでもないのが現状のようだ。 2008年10?12月の純利益が、前年同期比32パーセント減少しているという。東京の場合円高などの影響で外国人は減ったが、国内からの入園者が増えたため、それがかえって安心感を与え増加したようである。まさに東京ディズニーはモンスター企業である。
参考資料:Livedoorニュース より

Drの四方山日記(676)

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675.jpg タバコを吸う人にとっては禁煙することはなかなか難しいものだと思う。しかしタバコは昔から「百害あって一利なし」と言われるように体にとって決していいものではない。それを分かりながらも食後の一服やストレスでイライラしたときに気分を晴らすのにひと時の友としている人が多い。

私が止めた訳は患者さんにアドバイスを受けたことに加え、気管支が悪く咳が出る私にとっては害以外の何者でもないからだ。そこで考えたのが、一番好きなタバコを一箱買ってきって,そのうちの1本を思う存分フィルターの近くまで吸い、あとの19本をパッケージごと水をいっぱい汲んだ掃除用のバケツに、そこに投げ入れた。濡れてしまえば当然吸えなくなるという事を心に強く刻み禁煙を始めた。それ以来、30年間1本も吸っていない。

周りから「精神力が強いんだなぁ」と言われたが、私にとっては医療者の端くれとして自分が止めないと患者さんに禁煙のためのアドバイスをすることができない。何より健康を維持するためには禁煙が必要であった。自分の職業に誇りを持っていたので意外と容易に止めることができた。

どんなに止めろと言ってもどんな方法を用いてもその気が無ければ禁煙は無理ではないだろうか。それと最近若い女性の愛煙家が増えている。女性にとってはタバコはホルモンの働きにも悪いし、妊娠したときに害になるので極力止めることをお勧めする。もともとタバコは戦争のための資金源であったことを忘れてはならない。

Drの四方山日記(675)

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674.jpg 先日ラジオで禁煙について話題にしていた。それによると禁煙するのに最適な商品が出されたという内容であった。以前にも禁煙をさせる方法として1980年代前半、「禁煙パイポ」などのグッズが出たことがある。このときは延べ1億3000万人の人が愛用したという。しかし止められない人は止めないし、この商品程度で効果がある人はすでに止めている。

今の時代、喫煙する場所が少なくなり、喫煙者は肩身の狭い思いをしているのではないか。そのためこの際タバコを止めようと考えている人も多くいるのではないだろうか。そんな人のために『電子タバコmismo(ミスモ)』なるものが登場した。禁煙する人も愛煙家にとっても両方兼ねて使えるのがこの商品のセールスポイントであるようだ。

この電子タバコはニコチンやタールを含まず、コエンザイムQ10とビタミンCを配合しフレーバー水蒸気を吸うものであるらしい。点火する必要も無く煙(水蒸気)を吸うため一酸化炭素や体に害のある化学物質を吸入することもないという。フレーバーカートリッジ式なので、ミントやグレープフルーツの香りを味わうことができ快適なようだ。

次から次といろいろなアイデア商品が出てくるが、私に言わせればどうしても止めたくないと思う人は肩身が狭くても、吸うところが無くても止めないものだ。ちなみに私も30年前までは愛煙家で1日3箱吸っていた。開業と同時に禁煙したのだ。それは気管支の弱い私がよく咳をしていたため、患者さんにアドバイスされて思い切って禁煙した。それ以来、1本も吸っていない。果たしてこの電子タバコなるものが愛煙家にたばこを止めさせることができるだろうか。
参考資料:TBSラジオ より

Drの四方山日記(674)

S117.jpg 世界では日本人とアメリカ人の真似ることが多くなり、特に21世紀には入ってからジャパナイズしてききてるように感じる。日本の制度や文化面だけでなく、日本の「大衆社会」もそうである。もともと日本は「階層社会」だった。それが江戸時代になって少しづつ大衆を中心とする社会になってきた。

世界を見ても「大衆社会」が成り立っている最たる国は日本とアメリカである。いわゆる「普通の人」中心である。イギリス、フランス、ロシアなどのヨーロッパ、中国、韓国、インドなどのアジア、それにアフリカなどは「階層社会」であり、なかなか脱皮できなかったが、世界交流が活発化したためその流れが変わり、今まで存在していたものが改められるかなくなってきた。その結果、普通の人が多い「大衆社会」で成り立っている日本を真似ることが多くなり、だんだん世界は日本化してきた。

かの有名なアインシュタインは日本のことを大正時代に日本に来日したときに、次のように表現した。「神の国である日本を残してくれたことは世界平和につながる」日本には歴史や文化があり情緒がある。そこに品格や道徳が加わり人間観を作っている。そういう国は世界広しと言えども他にはない。ところが日本に住む日本人は世界に対して「日本はだめな国で遅れた国である。外国は立派な国で全て進んでいる国である」と教育され、マスコミ等などでもそう言い続けてきた。しかし決してそうではなく日本は世界の手本になる歴史や文化を持っている。それを自国の日本人が自覚し、正しい方向に導くべきである。そのことは世界の平和につながっていくのである。

世相シリーズ117

S116.jpg アメリカが日本化し、日本がアメリカ化しているのは何も軍事面だけではなく、生活面、経済面、仕事面、医療面、老後対策などあらゆる方面で日米の進む方向が反対になってきている。

先ずアメリカについて言えば、高齢化対策(介護、年金など)は日本のシステムが理想的とし、積極的に取り組んでいる。生活や仕事については今まで家庭を大事にして「自分の体の健康を何より大事」に考えていたのに、今ではどちらかと言うと「健康を犠牲にして働く」に変わってきた。食事も日本人は魚や野菜中心だったのに、今は肉食が多くなり、アメリカ人は動物性脂肪の食事からバランスのよい和食を取り入れた食生活になってきている。他にも異なる文化や習慣の違いなどを積極的に日本のものを取り入れてきている。

それに対して、わが国は政治制度(二大政党、タレント政治家など)から始まって司法制度(裁判員制度)、医療制度(代替療法を取り入れた統合医療、医工学など)、教育制度、生活法(マナー、習慣や考え方、結婚しない若者、カップル文化など)、芸能や娯楽(テレビ番組、ゲームなど)、休暇の取り方などあらゆる面でアメリカナイズしてきている。

この反対現象はどうして起きてきたのか。その大きな要因は国やマスメディアなどによる教育や指導によるものである。もっと世界から日本あるいはアメリカという国を見ることでその国のよさがわかってくるのではないか。それが本当のその国の姿であるということを忘れてはならない。

世相シリーズ116

S115.jpg アメリカのリーマン社倒産から始まった金融危機は今やわが国にも大きく影響を及ぼしている。通常はアメリカが悪くなれば日本はよくなってほしいものだが、戦後の日本とアメリカの関係が主従関係になりすぎた。60年経った今、日本はアメリカを追い越し経済大国として成長した。その成功を見てアメリカは逃さず逆に日本を手本に路線を変えてきた。これは歴史的鉄則でもある。お互い長く付き合ってくると良いところを真似し、悪いところを直していくので自ずと似た国になっていく。


例として、アメリカが戦争を止め、平和国家になろうとすると、日本は逆に戦争国家になりかかろうとしている。なぜ今日本が過去のアメリカを真似て戦争国家になろうとしているのか、それは2001年の北朝鮮の工作船の事件、中国の原子力潜水艦領海侵犯事件など海上での出来事が関係している。2000年前まではこれらに対して海上巡視船が警告をして、追い払っていたが、北朝鮮工作船以後巡視船が交戦するようになってきたり、海上保安庁を使って警察行動して攻撃したりしてきた。日本もアメリカと長く付き合ってきたせいか、徐々に意志を表に表すようになってきたようだ。


それに1950年ごろは防衛庁は総理府・内閣の外局に属していたため、何かことが起こると細かい手続きや大事にならないように"事なかれ主義"で済ませてきた。それが小泉元首相の頃から日本は自分の立場を少しづつはっきり表すようになってきた。2007年には防衛庁が防衛省として格上げされ、内閣の総括下に於かれ独立行政機関となった。このまま進み、日本が軍事国家にならぬことを祈る。
参考資料:2009年の日本はこうなる ワック 日下公人著

世相シリーズ115

673.jpg 31日(土)、夕方より中学時代の同級生6人が集まり、東京・梅が丘の『寿司の美登利』で久しぶりの同級会を催した。上京して41年、皆それぞれの人生を送り、まがりなりにも家族や生活に恵まれて毎日を過ごしている事は幸せである。気心あった友人達でたまには美味しいものでも食べようかと企画した。
673b.jpg今回は寿司で有名な『寿司の美登利』を選んで予約した。この梅が丘新館は他の店舗と異なり本格寿司と本格ふぐ料理を上手く混ぜ合わせて、リーズナブルな価格で提供してくれる処である。
新鮮な毛蟹、魚介の刺身、魚介類の串揚げ、ふぐのから揚げ、そして最後はより選られた寿司は絶品であり、コクのある地酒や本格的焼酎はより宴を盛り上げてくれた。

それぞれ違った職種(歯科医師、看板屋、税理士など)で生計を立てているので、異業種の人たちであり、特に子ども時代から知る人たちの語らいは時を忘れさせてくれる。「〇〇君」「〇〇ちゃん」と言え合える友はかけがえのないものである。この夜は気分がよかったせいか、久しぶりにほろ酔い加減で自宅に帰った。

Drの四方山日記(673)

2009年6月

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