「アラ?現象」が増えてきた

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689.jpg  「アラ?現象」とは記憶力などが低下して発生するもので脳の衰えを表す。つまり簡単にいうと物忘れである。脳は「認知・判断・行動」などの数多くの重要な役割を担っている。その中で特に「認知」が軸となっているのが記憶だが、この記憶力の衰えで意欲や注意力も衰えてきてくる。そうならないために脳を守る、心を元気に保つ、活動的に過ごすことが重要になってくる。

一般的に脳の機能低下は40代?60代、ちょうど私くらいの年代に多く現われてくる兆候である。これは脳の中で記憶を司る海馬という部位の萎縮(いしゅく)がはじまってくるからだと言われている。例えば「知っているのに思い出せない」「昔は言えたのに出てこない」といった現象、また人の名前をよく忘れたりすることが起きる。現在4人に1人が自分もしくは配偶者に「アラ?現象」があると言われている。男性より女性に多く現われるというデータも出ているようだ。

昔の記憶、最近の記憶、処理能力、この3つが低下してくると人間は「アラ?現象」が現われるようだ。脳の細胞を構成するものに必須脂肪酸のアラキドン酸があるが、これは脳のエイジングケア(老化防止)に役立つものである。赤ちゃんが飲む母乳にもアラキドン酸が含まれていると言われている。母乳を摂取することで赤ちゃんの精神面での成長、学習、記憶能力が向上してくるようだ。

アラキドン酸の多い食品としては、豚レバー、牛レバー、卵、鶏や豚のもも肉がある。人間の脳をバランス良く保つために、絶えず脳を活性する、働かせる、使うのが良いがこれは脳の衰えを防止する手段ともなる。

最近、私も人の名前や物忘れが激しい。忙しくて忘れやすいというのもあるが、家を一度出ても忘れ物を取りに戻るということが何度かある。私もその年代に入った1人かもしれない。脳の機能低下を防ぐためにアラキドン酸中心の食品をとることも高齢化社会を生き抜くための手段ではないだろうかと思う。
参考資料:exciteニュース より

Drの四方山日記(689)

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