大統領の犯罪(2)強権政治がもたらした犯罪

748.jpg メインタイトルは何かハリウッド映画を想像させるが、これが現実だから怖い。最近ではスーダン西部ダルフール紛争のオマル・アル・バジル大統領、独裁政治による弾圧や虐殺行為、不正蓄財などの罪のチリー・アウグスト・ピノチェト元大統領、職権濫用と不正蓄財の容疑で逮捕・収監されたユーゴのミロシェヴィッチ大統領、シーア住民に対する大量虐殺を指示したイラクのサダムフセイン元大統領、軍特殊部隊(コリーナ部隊)による民間人殺害事件のペルーのアルベルト・フジモリ元大統領、さらに古くはウォーターゲート事件のアメリカ元大統領リチャード・ニクソンなどが挙げられる。

大統領と言えば国を代表する地位にあり、強権が与えられている。首相と異なり全てにおいて大統領令の権限は絶大で、その国の全てをコントロール出来ることに問題があり、ちょっと間違えれば犯罪を犯しかねない。過去の歴史を見ても独裁の宰相はほとんどと言っていいくらい失脚するか国を追放される道を辿る。中には逮捕・死刑という結末で終わる大統領も数多くいる。

今回の韓国の前大統領盧武鉉氏の最悪の結末は大統領として最高の地位による強権であるがために起こった犯罪であったかもしれない。地位は人間をも変えるといわれている。人間として毅然たる気持ちを持っていても側近や周りが放っておかない。それが汚職や斡旋などとなって犯罪を起こしうる。大国であればあるだけ小国と違い犯罪も大掛かりになる。国のトップとしての人格と権威を持って政治をして欲しいものである。

Drの四方山日記(748)

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