介護職に一部医療行為が必要

K62.jpg 元来、医療行為は医師、看護師のみに認められている行為である。しかし最近老人ホームや介護施設で医療行為の出来ない介護職の人がやむおえず医療行為を行っている。
その中でも多いのが、口から食べられない患者の胃に穴を開けて栄養を入れる「胃ろう」での栄養補給や「たん吸引」である。

最近は「胃ろう」を作って早期退院を促すことが多いようだ。通常このような医療行為は介護職は出来ない行為である。しかし老人ホームなどでは昼間は看護師がいても夜は不在という所が多く、こういった医療行為はやらなければ命に関わることなので、介護職であってもやらざる得ないのが現実である。

本来はやってはいけない行為、しかし怠れば命に関わる。後ろめたさを感じつつ行っているというのは問題である。看護師をもっと多く雇えばいいと安易に考えるが、今現在100人の患者に対して平均3人の看護師で対応している為、とうてい人手が追いつける状態ではない。
法的に認められていないので、表向きは禁止しながら現実は研修などを受けていない介護職が行うことを黙認という危険な状態である。やっと委員会が発足し話し合いの段階にはきているようだが、早急に介護職への研修制度や手当てなどを整備し、解禁するしかない。いずれ皆、歳をとるのだから、他人ごととせず真剣に考えて欲しい。

健康コラム

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