今回の殺傷事件を見ていると何か米国のバイオレンス事件を彷彿とさせる。米国ではハイスクールまでは両親がしっかり育てればそれ以降は完全に独立させ、成人になってからは自分のことは自分で考え行動する。そして自分の生活を作っていくのである。中にはその生活すら出来なく、挙動不審になる人間も多く出てくる。その延長線上に非行や犯罪が起こってくるのである。
私も留学してみて感じたことであるが、同じ年代でも育ってきた環境や教育が良く、指導者に恵まれた人たちはみんな豊かで幸せな家庭をつくる人間が多いが、逆の場合は貧困や引ったくり、それに泥棒あるいは麻薬に走る人が多いということを感じた。私自身も全く言葉、習慣などがわからない世界で大学に通っただけに強い精神力を養うことが出来た。それが今日に生かされていると思う。
その意味からも、もっと先人たちが若者を指導していくことがこの国には必要ではないだろうか。
今回のように事件が起こってから対応するのではなく、もっと国自体が日本の若者に対して生きがいのある働きが出来る環境を積極的に作り、指導してこそ今回の事件の反省はとなるのではないだろうか。
日本は平和ボケしすぎて、生活をする上で不自由さがなさすぎる気がする。
欧米など多くの国々では、人々は毎日を必死に生き、生活をしている。そのため、余計な事を考える暇がない。
この国はその反対現象のようで、精神的に悩むことが多く、神経を侵し、うつ的な人間を作り出しているように思えてならない。
昔のように勉強につけ、仕事につけ、汗水たらしてやることに誇りを感じてほしいものだ。それが、お互いを思いやる人間関係を作っていくことにつながる。
世相シリーズ85
こんな事件を起こすとマスコミをはじめ、心理学者などの有識者は一同に「キレた」「育ってきた環境が問題だ」「幼児性をもった自己中心主義」と指摘する。
8日(日)、昼ごろテレビを見ていたら突然テレビ画面にニュース速報が入ってきた。ああ、また何か事件や事故が起こったのかなあと思っていたが、なんと無差別殺傷事件だった。真昼間歩行者天国で賑わう東京・秋葉原に突然暴走したトラックが人ごみに突っ込み、歩行者三人をはね、さらにトラックを降りた容疑者は両刃で殺傷能力の高いダガーナイフで通行人ら17人を殺傷した。
自動車を乗車するのに安全性を考えたらシートベルトの着用が必要であることは誰もが分かっているのだが、実際シートベルトは固くて圧迫感のあるものだけに、運転席と助手席に義務付けられた時は全ての運転者が好んで着用はしなかった。
6月1日付で自動車の後部座席のシートベルト着用が義務付けられた。ただし、行政処分の対象になるのは当面高速道路での非着用に限定される。