世相シリーズ: 2008年8月アーカイブ

S89.jpg 信じられないニュースが飛び込んできた。米国のコーヒーチェーン「スターバックス」が業績不振で来春までに600店舗を閉鎖し、従業員も1万2千人人員整理するという。
スターバックスといえば米国では大都市のみならず、地方でもコーヒー最強ブランドとして絶対的人気を誇る最大手のコーヒー店である。
スターバックスは「スタバ」や「スタバキアン(スタバ派)」という言葉も生まれ、地域活性化の象徴とも言われている。そのスターバックスがここ数年、過剰出店やマクドナルドなどファーストフードチェーンの競争激化のあおりを受けて、1992年の株式公開以来、初の赤字決算となり670万ドル(7億円)の純損失となったようだ。

10年前サンフランシスコに住む友人が電話するとよく「今、スタバにいるんだ」と言っていたのを覚えている。
スタバはIT業界の客層を主体に全米各地に浸透したいわゆる薄目のコーヒーが主流のアメリカにおいて、初めて本格的な濃目のコーヒーを提供したのが受けたようだ。
米国にはタリーズ、シアトルズベストなど世界のコーヒー文化を変えたものがあり、その一番先駆けになったのがスタバである。

その影響か大都市と違い、地方に浸透したスタバが無くなるということは、また薄めのコーヒーに戻るということになるので、地方を中心に全米各地で「わが街のスタバを救え!」と存続運動が起こっているようだ。

幸い、今のところ日本への影響はなさそうであるが、マクドナルドやドトールなど巻き返しを図れば日本のスタバにも影響を与えそうだ。
ともかくみんなが喜んで味わえるコーヒーを提供して欲しいものである。
参考資料:産経新聞 イザ! より

世相シリーズ89

S88.jpg ガソリンの価格や原材料価格の高騰などから日本列島は今や値上げラッシュが続いている。このままでは一体どうなるのかと国民は不安を募らせている。
特に、外食産業の売り上げの落ち込みがひどく、2008年上期の既存店売り上げが2年ぶりのマイナスに転じている。これはガソリンをはじめとする物価上昇によって消費者が節約志向に入ったためではないかと専門家たちは語っている。

なにも外食産業だけではなく、一部を除く回転寿司チェーン、居酒屋などにも不況の波は及んでいるようだ。庶民の味であるたこ焼きまでも値上げというから驚きである。ところによっては値上げせずにサイズダウンしているというが、小粒になったたこ焼きを食べるのもなにかみじめな思いがする。

そういえば、最近近くのマクドナルドやロッテリアなどを車で通ることがあるが、以前ほど繁盛していないように思うのは私だけだろうか。ともかく値上げは日本列島全体に拡大し、国民は生活していくのが厳しい状況に追い込まれている。外食産業をはじめ各飲食業会はあの手この手で仕入れ方法をはじめ流通をもう一度見直し、値上げをしなくてもやっていける方法を模索しているようだ。
もちろん飲食業界だけではなく生活必需品までも値上げしているので我々庶民を取り巻く環境はこれからは益々厳しくなるのではないだろうか。
参考資料:中日新聞 産経ニュース TBSラジオ より

世相シリーズ88

S87.jpg 少子化とともに定員割れの私立大学が急速に増えてきた。今年、入学者数が定員を割った私立大学(4年制)は昨年度に比べて44校増え、266校(47.1%)に上った。
現在、私立大学の数は573校あるといわれているため、ほぼ半数が定員割れの状態である。その中でも定員の50%に満たない大学が29校もあり、いまや大学経営が危機的状況に陥っている。

東京6大学や関西一流校などは過去の実績やネームバリューのおかげで学生が集まるらしいが、2流大学や地方大学などはなかなか経営が難しいようだ、そのため、苦肉の策として福祉系や介護などの学部を増設したり、大学そのものの名称を変えたりして対応している。
しかし、これもいまや新味に欠けあまり効果がないようだ。

定員割れになると一番問題になるのが助成金のカットの他、学生が集まらないだけではなく先生すらキープするのが難しい状況となる。
はっきり言って日本はあまりにも大学が多すぎる。特に、私立大学の多さは諸外国でも群を抜いている。昔は大学を出れば学者様ともてはやされたが、今は、大学は卒業したけど漢字や物事を知らない若者が多く、社会にあまりプラスにはなっていないようだ。ましてや頭でっかちで礼節を重んじない人たちが多くて、企業でもなかなか使ってくれない。
そのため、派遣社員やフリーターが急増しているのが現状である。
はやく国としても対策を講じていかないとどうしようもない状況になってしまう。後手に回らず、素早い対応を期待したい。
参考資料:TBSラジオ 朝日新聞

世相シリーズ87

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