世相シリーズ: 2009年2月アーカイブ

S117.jpg 世界では日本人とアメリカ人の真似ることが多くなり、特に21世紀には入ってからジャパナイズしてききてるように感じる。日本の制度や文化面だけでなく、日本の「大衆社会」もそうである。もともと日本は「階層社会」だった。それが江戸時代になって少しづつ大衆を中心とする社会になってきた。

世界を見ても「大衆社会」が成り立っている最たる国は日本とアメリカである。いわゆる「普通の人」中心である。イギリス、フランス、ロシアなどのヨーロッパ、中国、韓国、インドなどのアジア、それにアフリカなどは「階層社会」であり、なかなか脱皮できなかったが、世界交流が活発化したためその流れが変わり、今まで存在していたものが改められるかなくなってきた。その結果、普通の人が多い「大衆社会」で成り立っている日本を真似ることが多くなり、だんだん世界は日本化してきた。

かの有名なアインシュタインは日本のことを大正時代に日本に来日したときに、次のように表現した。「神の国である日本を残してくれたことは世界平和につながる」日本には歴史や文化があり情緒がある。そこに品格や道徳が加わり人間観を作っている。そういう国は世界広しと言えども他にはない。ところが日本に住む日本人は世界に対して「日本はだめな国で遅れた国である。外国は立派な国で全て進んでいる国である」と教育され、マスコミ等などでもそう言い続けてきた。しかし決してそうではなく日本は世界の手本になる歴史や文化を持っている。それを自国の日本人が自覚し、正しい方向に導くべきである。そのことは世界の平和につながっていくのである。

世相シリーズ117

S116.jpg アメリカが日本化し、日本がアメリカ化しているのは何も軍事面だけではなく、生活面、経済面、仕事面、医療面、老後対策などあらゆる方面で日米の進む方向が反対になってきている。

先ずアメリカについて言えば、高齢化対策(介護、年金など)は日本のシステムが理想的とし、積極的に取り組んでいる。生活や仕事については今まで家庭を大事にして「自分の体の健康を何より大事」に考えていたのに、今ではどちらかと言うと「健康を犠牲にして働く」に変わってきた。食事も日本人は魚や野菜中心だったのに、今は肉食が多くなり、アメリカ人は動物性脂肪の食事からバランスのよい和食を取り入れた食生活になってきている。他にも異なる文化や習慣の違いなどを積極的に日本のものを取り入れてきている。

それに対して、わが国は政治制度(二大政党、タレント政治家など)から始まって司法制度(裁判員制度)、医療制度(代替療法を取り入れた統合医療、医工学など)、教育制度、生活法(マナー、習慣や考え方、結婚しない若者、カップル文化など)、芸能や娯楽(テレビ番組、ゲームなど)、休暇の取り方などあらゆる面でアメリカナイズしてきている。

この反対現象はどうして起きてきたのか。その大きな要因は国やマスメディアなどによる教育や指導によるものである。もっと世界から日本あるいはアメリカという国を見ることでその国のよさがわかってくるのではないか。それが本当のその国の姿であるということを忘れてはならない。

世相シリーズ116

S115.jpg アメリカのリーマン社倒産から始まった金融危機は今やわが国にも大きく影響を及ぼしている。通常はアメリカが悪くなれば日本はよくなってほしいものだが、戦後の日本とアメリカの関係が主従関係になりすぎた。60年経った今、日本はアメリカを追い越し経済大国として成長した。その成功を見てアメリカは逃さず逆に日本を手本に路線を変えてきた。これは歴史的鉄則でもある。お互い長く付き合ってくると良いところを真似し、悪いところを直していくので自ずと似た国になっていく。


例として、アメリカが戦争を止め、平和国家になろうとすると、日本は逆に戦争国家になりかかろうとしている。なぜ今日本が過去のアメリカを真似て戦争国家になろうとしているのか、それは2001年の北朝鮮の工作船の事件、中国の原子力潜水艦領海侵犯事件など海上での出来事が関係している。2000年前まではこれらに対して海上巡視船が警告をして、追い払っていたが、北朝鮮工作船以後巡視船が交戦するようになってきたり、海上保安庁を使って警察行動して攻撃したりしてきた。日本もアメリカと長く付き合ってきたせいか、徐々に意志を表に表すようになってきたようだ。


それに1950年ごろは防衛庁は総理府・内閣の外局に属していたため、何かことが起こると細かい手続きや大事にならないように"事なかれ主義"で済ませてきた。それが小泉元首相の頃から日本は自分の立場を少しづつはっきり表すようになってきた。2007年には防衛庁が防衛省として格上げされ、内閣の総括下に於かれ独立行政機関となった。このまま進み、日本が軍事国家にならぬことを祈る。
参考資料:2009年の日本はこうなる ワック 日下公人著

世相シリーズ115

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