今月7日富山市で開かれた富山県医学会の講演会の質疑応答の中で、講師が「禁煙が進むと医療費がかさむことは明らか。どんどん吸って早く死んでもらった方がいい」という発言をしたことがわかった。これに対して禁煙推進団体は「人の命と健康を守る医師の発言とは思えない暴論」だと猛烈に抗議した。
医師は取材に対して「真意は伝わらず誤解を生んだ」と釈明している。
講演会の参加者は30名と多くはなかった。どんなかたちで外部に漏れたかは知らないが発言したことには間違いない。
最近、政治家の失言が多い中、今度は医師の失言となればこの国は一体誰を信じていいのかと思ってしまう。
私も講演をさせて頂く際は、質疑に対して慎重に答える。ジョークはジョーク、真剣に答えるときはきちんと答えないと、聞く人のとり方によって誤解を招くことは十分考えられる。今回の場合、誤解ではなく無責任な失言と言われても仕方ない。
タバコは肺に負担がかかり肺がんになると恐れられている。また女性の場合、喫煙することで流産や乳がんになるなどの可能性が十分考えられる。
私も昔は吸っていたので偉そうなことは言えないが、30年前に患者さんに指摘されてその時以来タバコを吸っていない。私自身、喘息もちなので呼吸器系は敏感でよく咳をする。しかし、タバコ止めてから呼吸もスムーズになり、食べ物もおいしく感じられる。
男性に限らず女性の喫煙者も多いようだが、もう一度禁煙を考えてみてはいかがだろうか。
参考資料:産経新聞 より
世相シリーズ118