健康コラム: 2007年4月アーカイブ

 最近の40代や50代は何となく元気がないように感じる。その原因は年齢と共に低下する男性ホルモンの量に関係するようだ。男性ホルモンはストレスの影響を受けやすく、ストレスを受けることで活力を失わせるようだ。ある実験によると活性型男性ホルモンを調べるのに、唾液中のテストステロンはアンドロゲンの中に存在しジヒドロテストステロンやアンドロステンジオンなどと共に働く。ストレスがかかるとこれらの活性が低下し、肉体的、精神的および食的均衡を失って、健康のバランスを崩し生理活性がなくなってくる。
 ストレスとは心身に負担を与える環境や、刺激に適応しようと働く心や体のひずみをいう。ひずみを起こさないようにするには、ホルモンの分泌を活発にしてやり代謝を高めなければならない。ホルモンは体内にある細胞でしかつくられない化学物質で、約70種類存在するといわれている。ホルモンはギリシャ語で「呼び起こす」「興奮や刺激をする」という意味を持つ。男性の場合はテストステロンの分泌が重要であり、約95%が睾丸の中で、5%が副腎の中で合成されて分泌されている。さらにその分泌量は脳からの命令でコントロールされている。また、テストステロンはコレステロールと筋肉を強化するためのたんぱく質を摂取することによってつくられる。そのコレステロールの摂取が不足してくると代謝が減り、テストステロンの分泌ができなくなって元気を失ってくる。若さを保つためにはこのテストステロンの役割が重要である。昔から自分の体形や健康は自己責任と言われている。外見も健康も自分で努力し守るより他に方法はない。その点どうも最近の40代50代を見るとストレスのせいか健康志向が低下し、運動不足および不規則な食生活に陥って、健康な体を失いつつあるようだ。もっともっと40代50代に元気になってもらって日本の社会をうまくコントロールしていって欲しいものだ。
参考資料:読売新聞 毎日新聞 healthクリック

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K10.jpg 2日の海外からのニュースに興味深い記事があった。それはAとB、AB型の赤血球をO型の赤血球に変える酵素の開発にデンマーク・コペンハーゲン大やハーバード大などの国際研究チームが成功したというものだ。これまでの研究でB型から0型への転換は、コーヒー豆(カネフオラ種ロブスタ)から抽出した酵素を用いる方法として研究開発され、臨床試験まで進んでいるが、未だ実用化にいたっていない。またA型からO型への転換も試みたが成功していなかったのが現状である。

 通常赤血球の表面は、毛のような糖鎖で覆われ、その糖鎖の先に結合している糖の種類によって各血液型A,B,ABに分かれ、何も結合していないのがO型である。もし、結合している糖の種類が違ってくると輸血するときに拒否反応が生じるため、O型以外の赤血球はおのずと輸血対象が限られる。O型の血液は、緊急時など患者さんの血液型が不明な時や他の型の血液が不足した場合、他の血液型の患者さんに輸血できる。但し少量または緊急時のみに限られる。今回の酵素を使っての血液型の転換が実用化されれば、不足気味のO型の確保が容易になるのと輸血用の血液の血液型の偏りをなくすことが出来るので大いに期待が持てる。
最近は地震や水害などの災害時や非常の場合でも輸血は非常に必要になり、有用になるので日本もますます研究開発に努力して他の血液型の転換に成功して欲しいものだ。
参考資料:時事通信 読売新聞 

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