健康コラム: 2008年2月アーカイブ

K33.jpg 匂いを嗅ぎ分けるのに最適なのは嗅覚が鋭い犬である。訓練された犬が人の呼気から重篤な病気の有無を見分ける確立はかなり高いと言われている。特にガンにおいては素晴しい結果を出しているようだ。
1989年にイギリスの有名な医学雑誌で犬が飼い主の皮膚ガンを見事に見つけたという記録がのこっている。それ以降イギリスおよびアメリカでは犬の嗅覚を使って人の尿のにおいや血液からガンの有無を嗅ぎ分ける臨床研究がなされているという。
また、同じイギリスで症例報告されたものの中に次のような例がある。飼い主の心拍数をキャッチした犬が飼い主の不整脈による心拍数を察知して心臓病を未然に防いだという。まさに人間ドックよりも本物の“ドッグ”の方が正確である。

 犬の嗅覚を活用した「嗅診」に関する著書まで発売され、好評を得ているようだ。特にガンの有無を匂いで感知することができると明海大学歯学部教授・外崎肇一氏は述べている。
例えば直腸がんは新緑の香り、子宮がんは化学調味料、乳がんは温泉のような匂いがするという。そしてがん細胞に共通してある匂いがガスの匂いであると研究から明らかであるようだ。
人間は500万個の嗅細胞を持ち、犬は何と2億個であるという。嗅粘膜の広さも人間の場合鼻腔上部に10円玉くらいに対し犬は長い鼻腔全体にあるようだ。

 犬であれ人間であれ「嗅診」で病気の有無、特にガンなど重篤な病気が早期に発見できれば素晴らしい事である。それに科学が進歩しセンサーの開発が進めばもっと病気の早期発見に役立つのではないだろうか。
参考資料:『がんは「におい」でわかる!』 夕刊フジ より

健康コラム

K32.jpg ある雑誌に面白い記事があった。それは匂いで病気の診断ができるという「嗅診」である。通常、医療の現場で検査として行われるのが「問診」、「触診」、「聴診」そしてレントゲンやMRIなどの画像診断を含む「視診」がある。我々医療の現場ではドクター個人の多くの経験や感受性から来る感性で匂いの診断を考えることは多分にあるのではないかと思う。
例えば私の場合、患者さんを診察する上で「触診」、「問診」、そして検査に入ったときに意識はしなくとも患者さんから発する気というかフィーリングで何かを感じることがある。それがある意味では「嗅診」かもしれない。例えば脊椎カリエスの患者さんの場合は硫黄の匂い、糖尿病の場合は甘い匂いがし、胃炎の場合は呼気に酸味の強い匂い、また風邪の場合鼻につく匂いなどを感じることがある。いわゆる嗅診なのかもしれない。ただし「嗅覚」は「視覚」と異なり明確な方法(計測器)がなく、検査者による個人差が出てしまう。

 匂いが嗅ぎ分けられるのに使うのは呼気である。人は体調の変化が呼気に匂いとなって現われてくるようである。その意味からいって匂いは病気の診断をするのに何らかの役に立つように思える。
参考資料:OhmyNews より

健康コラム

酒の習慣化の注意点については既にお分かりかと思う。アルコールには生体メカニズムの周期を遅らせる働きがあるため、自然と夜更かしになってしまい、朝起きられず出勤すらおぼつかないことも生じてくる。また、アルコールによって鎮静化されていた中枢神経がアルコールが切れることによって飲む前よりももっと神経が興奮してしばらくの間、目がさえて眠れないということにもなり得る。

よく寝る前に入浴すると寝つきがよくなると言われているが、それは身体が体温を低下させようとするほう熱作用が強いときほど眠りが深いからである。入浴で上がった体温が急速に下がり睡眠時も体温の低下が通常より3時間くらい長く続いている。よって寝酒より半身浴をするほうが眠りにとってはいいようだ。

K31.jpg面白いデータが載っていた。それは眠れない夜、貴方はどんな不眠解消法をしますか?という調査をフランスの製薬会社が行った結果だ。
日本を含む10カ国、約35000人の調査を行ったところ、不眠解消に寝酒を飲むと回答した人は何と日本人は3割に達し、調査した国中トップに立った。いかに日本人はお酒の力を借りて眠ろうとする人が多いかがわかる。
お酒で眠るという習慣をやめ半身浴や首の後ろを温めたりするのもひとつの良い方法だ。
どうしても睡眠薬などを使う場合は極力少量に留めることが身体にとってよいのではないだろうか。
参考資料:All about 神経ツボで深く短く眠る より

健康コラム

K30.jpg この冬は例年より冷え込みが厳しく布団に入ってもなかなか眠れずに、ついつい寝酒を煽ってしまう人が多くなっているのではないだろうか!?寝酒は果たして睡眠に有効なのだろうか。アルコールによる睡眠は正常な睡眠と異なり浅いノンレム睡眠(頭が眠り身体が覚醒している状態)が続くため脳も身体もゆっくり休むことができない。私に言わせれば酒を飲んで眠り込んでいるように見えるが、実際は意識を失った状態に近い。よってアルコールが切れると目が覚めて、利尿作用が起こるために尿意をもよおす。そのため逆に夜中に目が覚めて、熟睡できなくなる。

アルコールには脳の働きを麻痺させる作用があるため、確かに入眠を助けることができるがその反面、数時間でアルコールが分解されてしまうため、前半で目が覚めてしまい後半に寝ても浅い眠りになってしまう場合が多い。そのため逆に疲れが取れなくなってしまう。

私も以前眠りの本を書いたことがあるが、眠ることで重要なことはレム睡眠(身体が眠り頭が覚醒している状態)と深いノンレム睡眠の1.5?2時間のサイクルで波長を繰り返すことである。
アルコールが少量ならばむしろ筋肉の緊張をほぐし、気分をリラックスさせると同時に鎮静作用があるため、ストレスや興奮などを収めて気持ちを静めて早く眠りにつかせる働きもある。
もし適量を越えたアルコールを飲み続けると、睡眠薬と同じ原理でアルコール摂取が慢性化し少量では逆に眠れなくなるという現象が起こる。寝酒の習慣にはくれぐれも気をつけてほしい。
参考資料:産経新聞 神経ツボで深く短く眠るより

健康コラム

2009年6月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

月別 アーカイブ

ウェブページ