健康コラム: 2009年2月アーカイブ

K56.jpg マスクのいろいろなタイプについては先週に記述したが、果たして立体やジャバラのマスク、またファッション性の高いマスクで効果があるのか。マスクはもともと咳やくしゃみの飛沫に含まれる病原菌やウィルスを取り除くことが目的である。咳1回で約10万個のウィルスが2?3mくらい飛び、くしゃみ1回で約200万個のウィルスが3?5m先まで飛ぶと言う。何しろウィルスや細菌は目に見えないほど小さなものなので、マスクで完全に遮断することはできない。ただウィルスや細菌が飛び散るのを抑えることはできる。

マスクの最大の利点は低湿低温の環境を防ぐことができたり、ウィルスや細菌の侵入を3割くらいは減らすことができる。まだ感染していない人が予防として使うのではなく、すでに感染している人が次の感染を防ぐという意味ではインフルエンザ対策としても有効のようだ。昔のように何度も使うものではなく安いマスクでもかまわないので使い捨てのものがよい。

またマスクは花粉症対策にも効果がある。特に不織布は繊維が不規則に並んだ構造をしているため花粉が付着しやすくなっている。マスクは自分の顔にフィットし隙間のないものを使用すると、高い安いに関係なく効果がある。マスクは文明の発達と共に作られたもののひとつだ。ともかく自分にあったマスクを選んでほしい。
参考資料:日本経済新聞 より

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K55.jpg マスクといえば白くて四角いガーゼ地のものがイメージされるが、ここ1?2年のうちに大きく様変わりし、病人に用いるというより一つのファッションになりつつある。マスクも個性や機能を競う時代になってきた。

人間の顔は凹凸があるのでそれにフィットするようなマスクの開発が以前より叫ばれていたが、いまやその問題を解決するマスクがたくさん出ている。立体型、蛇腹型、色柄物、密着性の高いもの、めがねが曇らないものなど多種多様である。中にはマスクの内側に花の香りをしみ込ませたもの、アロマオイルなどをフィルターに付けたものなど我々の年代からすれば驚きの連続である。

以前はマスクと言えば繰り返し使うものがほとんどだったが、今の時代売れすじの9割以上が使い捨てマスクとなっているようだ。そこへさらにびっくりするものが登場した。それは鼻の中に装着するノーズマスクピットである。これは接客業など、マスクをして仕事ができない人のために開発されたもので、装着していても周りからはわからない。使用感は多少の息苦しさを感じるが、鼻で呼吸ができるし香りも感じることができる。マスクをしたいがメイクが崩れることを気にする女性など、利用者が増えているようだ。

もちろん上記のマスクは花粉症や空気の悪いところで主に使われることがほとんどであるが、果たしてインフルエンザなどのウィルスの感染を防ぐのに役に立つかどうかは疑問である。それらの目的も解決する合理的なマスクの登場を期待したい。
参考資料:朝日新聞 テレビ東京系「ワールドビジネスサテライト」 より

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