話題シリーズ: 2007年6月アーカイブ

W13.jpg テレビのコマーシャルやユニークな勉強システムで急成長していたNOVAが、特定商取引法違反をしたとして経済産業省に一部業務停止命令を下された。2002年には東京都から既に行政指導を受けていたが一向に改善せず、逆に営業トークを巧みに使い業績を上げていった結果だ。利用者や国民生活センターからNOVAに対して苦情や不満の声が多く寄せられ、社会問題として発展していった。


NOVAは1990年、駅前留学サービスを業務として株式会社ノヴァとして設立。
92年こども英会話をスタート。95年現在の株式会社NOVAに社名を変更。その頃からNOVAうさぎを使ったテレビコマーシャルで人気を博し、若者、サラリーマンおよび子供たちにうけ、一種の社会現象を起こした。その後97年テレビ電話を使ってのお茶の間留学をスタート。2003年には関西電力グループと業務提携し、光ファイバーによるお茶の間留学を開始。まさに日の出の勢いの急成長だった。
現在国内に約1000店舗、昨年からは台湾に1店、今年は中国にも展開していくという。会社には企業理念というものがあり、NOVAの場合も「いかに良いレッスンを」「いかに安く、長く」「一人でも多くの人に」などである。
今問題になっているコムスンもしっかりした企業理念がありながら、実際は全く正反対のことをやろうとしていたところに問題があるように思えてならない。

W13b.jpg急成長する企業も創業当時は社会のため、会社のため、家族のためをうたい文句に一生懸命業務に励むがいつの間にか商業ベースに乗っけられ、企業理念とは程遠いものになっていくようだ。それが社会通念違反になったり、行政指導を受けたり、挙句の果てに法律を犯すことになっていく。いつの世にも人の弱みに付け込んでうまい汁を吸う人間はたくさんいる。詐欺を働く人ほど世間の流れに敏感で、あっという間に儲け話をつくるというのがセオリーのようだ。今回のNOVAの一件では、純粋に外国語を勉強しようとする人達の心をずたずたにしたことには変わりないようだ。“欲張らず、少なからず、ちょうどいいあんばい”がいいのは世の中の理想であるが、いかにせん人間は欲の塊でありもっともっと欲しくなるのが常であるようだ。
参考資料:産経新聞 フリー百科事典 NOVAホームページ より

話題シリーズ(13)

W12.jpg 米国第2位のバーガーキングが、今日東京・新宿に第1号店をオープンした。以前1993年に西武鉄道グループと組み店舗展開を開始し、その後96年に日本たばこ産業と合弁会社を設立し店舗運営を行ったが、マクドナルドの安売り競争の中で価格の高いバーガーキングは売り上げが伸びず2000年に撤退した。そのバーガーキングが再度日本一のハンバーガー市場である新宿に乗り込むという。


前回の失敗を教訓にし、誰にでも愛される商品作りを目指すという。その1つが今回の目玉である“とてつもなく大きい”「WHOPPER(ワッパー)」を日本人向けに「WHOPPER Teriyaki(テリヤキワッパー)」を販売するという。バーガーキングの特徴はしゃきしゃきレタス・完熟トマト・直火焼きビーフをサンドした口当たりのいいバーガーで私が米国留学時代よく食べたものだ。どちらかと言えばマクドナルドよりお世話になったかもしれない。その美味しいハンバーガーに国産のしょう油や生姜で味付けした日本限定商品として売り出すという。これは米国ンバーガーキングとしては異例のことである。

今回の進出に際して、ロッテリアを再生させたリヴァンプと契約を結び共同出資して事業を行うという。リヴァンプはあの「ユニクロ」の社長を務めた玉塚氏と副社長沢田氏が起こした会社で、今話題の「クリスピー・クリーム・ドーナツ」を日本一行列のできる人気店にした人物で、一時不振だった「ロッテリア」の再生に成功した会社だ。その実績をかわれて今回の登場となった。今までは半ばマクドナルドの1人勝ちであったが、バーガーキングの参戦により、不振であるモスバーガーも初の割引クーポン配布や24時間営業店拡充など、まさになりふり構わぬ追撃に出た。果たして日本のハンバーガー王であるマクドナルドの一角を崩せるのか楽しみである。
参考資料:FujiSankei Business i iza 新宿経済新聞 より

話題シリーズ(12)

2009年6月

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