話題シリーズ: 2007年9月アーカイブ

W18.jpg ドイツの西部にあるボームテ町で、繁華街の信号や停止標識をなくしたというニュースである。交通事故を減らし、歩行者が安心して歩きやすい環境をつくることを目的として自治体が決めて実行している。

なぜ急に信号や標識をなくして安心して町を歩けるのか、私には理解しにくい。
信号機や道路標識は歩行者やドライバーにルールを守らせ、道路交通の安全性の向上を図るためにあるのに、信号や標識がなくて、どうして安全効果が高まるのかと疑いたくなる。

今回のこの処置は交通専門家でオランダ人のハンス・モンデルマン氏によって考案された「Shared Space・共有空間」を全面的に取り入れたもので、これを支持する欧州連合(EU)が協力したためだと言われている。
既にオランダの北部のドラッチテンやハーレンなどいくつかの町で「危険回遊原理」の実証実験として信号や標識を撤廃したところ、町民同士が気をつけたり、お互がいゆずりあったりで交通事故や違反がかなり激減したという。
その成功例が国を違えドイツでも実行しようということになった。

確かに中国やベトナムなどアジア諸国には信号や標識がないところが多くあるがそんなに驚くほど交通事故や交通違反はない。
もともと車は増えてもお互いの注意力や判断力をもっていればそんなに事故が起こることは少ないはずである。

しかし日本国やアメリカのように自主性や協調性があまりない国では、はたしてオランダやドイツのように成功するかがはなはだ疑問である。
なにはともあれ、交通ルールを守って事故の起こらない社会が理想であることには変わりない。
参考資料 ロイター通信 デゥッセセルネット YAHOO!知恵袋 より

話題シリーズ(18)

2009年6月

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