話題シリーズ: 2008年1月アーカイブ

W23.jpg 高校ラクビーで全国制覇を果たした福岡勢代表の東福岡は決勝戦に臨むに当たり、昨年12月14日に踏切事故で無くなったFLでレギュラーの広木淳君の弔い戦として位牌を持ちこんで戦いに臨んだ。
彼の代わりとなった山下航君とクラスメイトだったキャプテンの山下昴大君とでチームを引き締め4回の全国制覇で強豪の伏見工業を相手に精悍に戦い、みごと初優勝を飾った。

これまで東福岡と言えば決勝戦に進出するもなかなか勝てず、2000年以降3回の準優勝に泣いていたチームである。しかし今回は試合前から既に勝負がついていた。
野球の甲子園、サッカーの国立競技場、ラクビーの花園と言われるくらい花園は高校生にとって憧れの場所であり、思わぬ強豪に予想をくつがえす番狂わせが起こる。ましてや、今回の伏見工業は昨年から公式戦で負け知らずの連勝を続けているチームであったが、やはり気力では東福岡が勝っていた。
また、この2チームが奇しくも初優勝をしたのが同じ状況だったと言うのは因果めいている。
プロにないアマチュアリズムであり純粋な高校生魂を我々大人に感動を与えてくれたように思えてならない。
残念ながら不意の事故で亡くなり出場できなかった広木君の冥福を祈りたい。
そしてこの初優勝をラクビーだけではなく、社会に活かして欲しいものだ。

話題シリーズ(23)

W22.jpg 7日(月)、東大阪・花園ラクビー場で全国高校ラクビーの決勝が行われ、東福岡(福岡)が熱戦の末、伏見工(京都)を12対7で破り初優勝した。
今回のこの対戦は“因果の小車”という言葉を彷彿とさせるものであった。それはかって伏見工業が大工大高を破り初優勝飾ったとき、やはりチームの要でチームのまとめ役であったマネージャーが脳腫瘍で亡くなり、チーム全体が一本にまとまりがなくなるかに思えたが、亡くなったマネージャーの魂が乗り移ったかのようにチームに勢いをつけ試合前の下馬評を覆し見事に日本一の栄冠を勝ち取ったからだ。
これをドラマ化したのがTBS放送「スクールウォーズ」である。そのとき山口良治監督を見事に演じたのが山下真司である。「信は力なり」を座右の銘にしてチームを見事にまとめ上げ無名のチームを日本一に導いた。
山口監督は「楕円形をしたボールのバウンドはどこに転がるかわからない。これは正に人生における運命。」と選手に教える。15人のチームプレイでラグビーは成り立つがそれを支えるリザーブやマネージャーたちの努力がなくして勝利はあり得ない。人生は一人では生きていけない。周りの人との協調性があってはじめて成り立つと山口総監督は力説する。今回の東福岡も正に伏見工業と同じ運命をたどったと思えてならない。
東福岡の初優勝については次号で述べる。

話題シリーズ(22)

2009年6月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

月別 アーカイブ

ウェブページ