3月5日より始まったWorld Baseball Classic(WBC)も日本の劇的な勝利で終了した。3年前の初優勝に続いての連覇である。前回と違い今大会は早めに選手の選考を行い、合宿を重ね最終的に28名の代表選手を決めた。そのためチーム内での一体感も生まれ、心を一つにして試合に臨むことができた。
野球はどうも打撃のチームより投手力が優れているチームが強いということが、この大会ではっきりわかった。打撃中心の、ドミニカ共和国やキューバは早々に姿を消し、残ったアメリカやベネズエラも決勝ラウンドで敗戦の憂き目に遭った。その点、韓国や日本のように投手力もさることながら打撃もそれなりに力を出せる陣容を配したチームが強かった。まさに高校野球を思わせるドキドキワクワクさせる試合が多かった。
ただひとつどうもWBCはアメリカを勝たせるための方式であることは否めなかった。しかし世の中は思い通りに行かず、結果はうまくまとめ上げたバランスのいいチームが決勝戦を争った。前回と今回の2大会を見て感じられたことだが、なぜ同じチーム通しを何度も戦わせたのか理解しにくい。もっと南米やヨーロッパのチームと戦ってこそ初めて世界一の称号が得られるのではないか。そのほうが観る人ももっとエキサイトするのではないだろうか。
次回はなぜか4年後に行われるようだが、もう少しきちっと大会システムをつくり、選手の管理や公式戦に影響が出ない方法を用いて国別の世界大会にしてほしいものだ。ともかく今大会は日本の優勝で終わったのが、日本国民にとって最高の喜びである。
おめでとう侍JAPAN!!
話題シリーズ46


