人間が生まれた時に最初に動くのは骨盤中央にある仙骨です。そして息を引き取る時に最後まで動くのも仙骨です。
「骨盤ダイエット」でもっとも重要な役割をしてくれるのも仙骨なのです。
仙骨は背骨の一番下に位置して背骨をしっかり支えてくれています。そして背骨の一番上に位置するのが後頭骨です。この2つの骨によって背骨を保持し、呼吸時にこの2つの骨が反対の前後運動をします。(相反作用)この前後運動によって横隔膜をも動かします。
この動きこそ骨盤からお腹を横切り横隔膜まで付着する大?・小腰筋や腰方形筋によって行なわれるのです。
前後運動を分かりやすく述べると“息を吸うと背骨が動いて仙骨の先端が前方に傾き、それと同時に後頭骨が後方に傾きます。また息を吐くと、逆に仙骨の先端は後方に傾き、後頭骨の先端は前方に傾きます”これが背骨の呼吸運動のメカニズムです。
というわけで、仙骨を中心した骨盤のゆがみなどに異常が起こってくると、呼吸運動にも大きな影響を及ぼしてきます。バランスダイエットにとってこの仙骨を基盤とした背骨の呼吸運動をスムーズにすることこそ最も大切なポイントになってきます。
バランスダイエットNo.10
骨盤の動きに筋肉は重要な働きをします。通常筋肉というと、一般的には腕、肩、足などの骨格筋をイメージしますが、胃や腸のような内臓の働きを助ける内臓筋(平滑筋)もあります。内臓筋は神経によってコントロールされており、神経が悪くなると筋肉も悪くなるという連鎖関係にあります。骨格筋は自分の意思で運動させることができますが、内臓筋は自分で動かすことができません。内臓筋は骨と筋肉との相互関係にあります。
前回の項では、抗重力筋群と骨盤のずれについて記しました。今回は抗重力筋群について詳しく述べることにします。
日本人の体型は欧米人に比べてお尻が下がっているので、脚が比較的太く見えます。特にももに脂肪がつきやすく、さらにその部分の筋肉はあまり使わないため余計太りやすいという体質になってきます。脚が太くなる原因は、人間の体を支えている背骨とその背骨を支えている骨盤のずれからきます。また骨盤のずれによって余分な脂肪が脚につき、脚の形を悪くします。